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夏の食中毒にご注意!細菌・ウイルス撃退法でしっかり予防

食中毒予防

6月に入りジメジメとした天気が続きますが、気温や湿度が高くなることで食べ物が腐りやすくなるこの時期は、食中毒が発生しやすくなるため注意が必要です。

年間約2万人が苦しんでいるという食中毒。家族の皆さんで細菌撃退法を理解し対処することが大切です。

ご家庭で食中毒予防を実践していきましょう!
 

~目次~
≫1,食中毒になる原因
・細菌(感染型の細菌、毒素型の細菌)
・ウイルス(ノロウイルス、E型肝炎ウイルス)
≫2,こんな症状にご用心!
≫3,食中毒予防の三大原則「つけない・増やさない・やっつける」
・テイクアウトするときの注意点

 

1,食中毒になる原因

食中毒になる主な原因には、細菌(6割)、ウイルス(3割)、その他化学物質、寄生虫、自然毒などがありますが、感染を防ぐためにはそれぞれの概要を知っておくことが大切です。ここでは、細菌とウイルスについてご紹介します。
 

細菌の種類

夏に多くみられる細菌性の食中毒は、大きく2種類(感染型の細菌/毒素型の細菌)に分類されます。

感染型

腸炎ビブリオ、サルモネラ菌、カンピロバクター、病原性大腸菌などの細菌が付着した食品を食べた後、体の中でその細菌が増殖することにより発症します。腸の粘膜が攻撃されるので血液が混ざった下痢をすることも。原因となる食品を食べてから発症するまで時間がかかるのが特徴です。

毒素型

食品内毒素型(ボツリヌス菌、黄色ブドウ球菌など)の細菌が食品に付着し、増殖した毒素が原因となります。

食品を食べた後、数時間以内に症状が出ること、また加熱しても壊れにくいことが特徴。ハチミツにはボツリヌス菌が入っていることもあるので、乳児に与えるのは危険です。

生体内毒素型

腸管出血性大腸菌、セレウス菌、ウェルシュ菌など、腸管の中で増殖した毒素が原因となります。発熱、腹痛があるのが特徴です。
 

ウイルスの種類

ノロウイルス

冬に多く発生し非常に感染力が強いのが特徴。
ウイルスに汚染されたカキなどの二枚貝を食べた場合や、人の手を介してウイルスが付着した食品を食べた場合などに起こり、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などのひどい症状が現れます。

A型肝炎ウイルス

A型肝炎の原因となる肝炎ウイルスで、水や食品を介して感染します。

E型肝炎ウイルス

E型肝炎を引き起こすウイルスで、豚、牛、ひつじ、鹿、いのししなどの生の肉、加熱が不十分な肉を食べることなどで感染します。
 

2,こんな症状にご用心!

食中毒食中毒にかかると、数日~2週間ほど腹痛、下痢、嘔吐、発熱などが続きます。呼吸困難、言語障害、知覚障害などを引き起こすことも…。

下痢、嘔吐を繰り返し脱水症状になると、最悪の場合、命に関わる危険性もあるので、特に高齢者、小児は注意が必要です。
 
このような症状が出てしまった場合は、自己判断で薬を服用しないようにしましょう。

安易に吐き気止めや下痢止めの薬を服用すると、腸内の菌が排出されずに毒素が増殖し続けてしまい重症化するケースがあるからです。

以下のような症状がある場合は医療機関へ!

病院に行くべき症状

  • 激しい下痢や腹痛症状がある
  • 吐き気と嘔吐が続く
  • 便に血液が混ざっている
  • 発熱する
  • 頭痛がする
  • 息苦しくなる
  • 高齢者が食中毒を起こすと重症化しやすく、命に関わることがあるため注意が必要です。
     

    3,食中毒予防の三大原則「つけない・増やさない・やっつける」


    食中毒を防ぐポイントを押さえて日頃から注意することで、健康な毎日を送ることができます。

    家族皆で確認し合って、「つけない・増やさない・やっつける」を実行して食中毒やウイルス感染を予防していきましょう。
     

    つけない!

    食品に細菌やウイルスをつけないよう、次の点を心がけましょう。

    手を洗う

    帰宅時、調理の開始前、ペットを触った後、おむつ交換後、食事の前などは特に、手についた細菌を石鹸を使って洗い流すようにします。

    食品は密閉して保管する

    冷蔵庫で食品を保管する際は、他の食品に付着している菌が移らないようラップに包んだり密閉容器に入れたりして保管します。

    まな板の取り扱いに注意する

    肉や魚を切ったあと、そのまま生で食べる野菜などをカットすると菌が付着する恐れがあります。

    まな板の使用後は汚れを洗い流し、可能であれば台所用のアルコールや殺菌洗剤を使用したり、熱湯をかけたりして殺菌すると安心です。

    包丁、ふきんも要注意!細菌、ウイルスに汚染されていることがあるため、同様に殺菌するよう心がけましょう。

    生肉をつかむ箸は別にする

    調理の際、生肉をつかんだ箸で調理済みの肉をつかまないようにします。
     

    増やさない!

    細菌は温度が高くなることで増殖するため、低温で保存するようにしましょう。

    10度以下であれば菌が増えるスピードはゆっくりとなり、さらにマイナス15度以下の環境では増殖がストップすることがわかっていますので、冷蔵庫、もしくは冷凍庫保存がおすすめです。

    やっつける!

    加熱処理することで細菌などが死滅します。魚、肉を調理する場合は、中までしっかり火を通しましょう(中心箇所が75度になるように1分加熱)。野菜も加熱調理したものなら安全です。
     

    テイクアウトの注意点

    新型コロナ感染症の影響により、食事のテイクアウト(持ち帰り)やデリバリーをする人も増えています。気温と湿度が上がる夏に向かって、食中毒のリスクを減らすためには、売る側も買う側も注意が必要です。

    テイクアウト・デリバリー料理は、早めに食べることを前提に作られているので、長時間、室内で放置したりせずに速やかに食べるようにしてください。

    購入時に気をつけること
    ・消費期限を確認しましょう。
    ・寿司や刺身などの生ものは買い物の最後に購入。
    ・購入したら早めに帰宅し早めに食べましょう。

    有害な細菌に汚染された食品を食することで起こる食中毒。飲食店だけでなく、家庭においても発生することをしっかり理解し、徹底的に対策を講じることが大切です。

    「細菌撃退法」を実践していただき、皆さま元気に夏を乗り切りましょう!
     
    (文:グッドライフシニア編集部 ライター大野 道代)




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