医療費控除(いりょうひこうじょ)とは、払い過ぎた医療費が確定申告をすることで戻ってくる制度です。
年間の医療費が一定額(10万円)を超えるとき、その医療費を基準に計算した分の「所得控除」を受けることが出来ます。
これは医療機関を受診する本人だけでなく、生計を一緒にしている家族の医療費についても控除を受けることができ、家族が長期入院や手術を受けたとき利用可能な制度です。
医療費控除の対象になるのは病気の治療費や薬代、通院費、介護サービス費用、出産時の入院費などで、これらはレシートや領収書での証明が必要になるので、忘れずに保存しておきましょう。
サプリメント代や美容整形、差額のベッド代などは控除の対象にはなりません。
(グッドライフシニア編集部)