悪性腫瘍(あくせいしゅよう)とは、体の細胞が人の正常な新陳代謝に反し、自律的に発育したもののうち、全身に影響を及ぼして、体を衰弱させるものをいいます。
2020年の国立がん研究センターの発表によると、2017年の罹患数が多い部位は順に、男性では前立腺、胃、大腸で、女性では乳房、大腸、肺となっています。
がんは、1981年以降の約40年、日本人の死亡原因の第1位であり、2018年に亡くなった人の死因の約3割をがんが占めています。
介護保険制度においては、40歳以上65歳未満の第2号被保険者が、末期がんで介護が必要になった場合には、給付が受けられます。
また、一定以上の身体状態となった場合には、障害者手帳や障害年金の給付も対象となる可能性があります。
(グッドライフシニア編集部)