アセスメント(課題分析)とは、「客観的に評価すること」です。人や物だけでなく資産などに対する査定結果を指すときにも使われています。
介護においては、ケアマネジャー等が、高齢者の能力やおかれた状況などについて情報収集し、高齢者が社会生活を送るうえでのニーズを明らかにすることをいいます。
高齢者とその家族との面接で行われます。1時間ほどで終わることが多いようです。
情報収集に関しては、収集すべき項目を厚生労働省が「課題分析標準項目」として示しています。
氏名や性別等からなる基本情報や現在利用中のサービス等の9項目からなる「基本情報に関する項目」と、健康状態や介護力、居住環境等の14項目からなる「課題分析に関する項目」の合計23項目です。
アセスメントの結果をもとに、必要なサービス等を検討し、ケアプランの原案が作成されます。
(グッドライフシニア編集部)