時代と共に多種多様になった高齢者のライフスタイル
新型コロナウイルス感染症の影響により、企業がテレワーク(在宅勤務)を推奨し、通勤しなくても地方でリモートワークをすることが可能な時代となってきました。
これまで仕事のことがネックとなり田舎暮らしを諦めてい方も、地方移住や二地域居住(デュアルライフ)を実践する方が増えてきました。
また、海外で暮らしていた日本人が老後を迎え日本に帰国する「永住帰国」も増えています。
このページでは、定年を迎えたシニア世代にどのような“老後の暮らし方”の選択があるかについて考えてみましょう。
一つの場所に留まらない暮らし方
耳慣れない言葉が並びますが、二地域居住や二拠点生活、マルチハビテーション、近居、田舎暮らし、永久帰国、海外移住など、“老後の暮らし方”の選択肢も広がっています。
老後は都心と田舎、日本と海外で暮らす
都会に暮らす者にとって田舎暮らしは憧れですよね。定住はしないけれど都市と田舎の両方に家を持ちたい。そんなシニアに求められる新しい住まいの形がデュアルライフです。
二拠点生活(デュアルライフ)とは?二地域居住・マルハビとの違いを解説
マルチハビテーション
マルチハビテーションはマルハビとも呼ばれ、英語で“多様”や“複数”の「マルチ」と住居の「ハビテーション」を組み合わせた言葉です。都市と田舎、日本と外国など2つ以上の複数の地域に生活の拠点を持つことを意味します。
マルチハビテーション(マルハビ)とは?
近居
親世代が、子どもの家の近くに住み同居ではなく近居をする方も多くなっています。自宅はそのまま、あるいは処分して賃貸マンションなどに入居をし、何かあったときに、お互いがすぐに助け合えるというのがメリット。育児中の場合、子どもは親に子育てを手伝ってもらえる利点があります。
田舎暮らし
田舎暮らしをする際に抑えておきたいポイントがいくつかあります 。交通機関や医療機関のこと、また、ご自身の楽しみを移住先でも続けられる趣味の場のこと。移住先は、生活基盤の安定を踏まえて選ぶことが重要です。
田舎暮らしをする前に!抑えておきたいポイントや注意点
海外から日本に「永久帰国」
若いころは仕事や結婚など、さまざまな理由で日本を離れていたものの年月を経て老後は故郷で暮らしたいと日本への帰国を考える方が増えています。
日本に永久帰国や移住を望む人が増えている理由|その魅力を大解剖!
海外移住
シニア世代のアジアへの短期・中期のロングステイは、「旅行でもなく」かといって「移住でもない」、新しい海外での暮らしスタイルです。
物価の安いアジアの国に目を向け、定年後に海外で年金生活をする場合のポイントをご紹介しています。
海外ロングステイ、その魅力とは?
人生100年時代到来といわれています。70歳になってもまだまだフットワークの軽い元気なシニアが増えています。
視野を広げさまざまな生き方やライフスタイルで人生を楽しみたいものです。
(グッドライフシニア編集部)