マルチハビテーション(マルハビ)ってなんのこと?
マルチハビテーション(マルハビ)とは、都市と田舎、日本と外国などに2つ、もしくは2つ以上の地域に生活拠点を持つことです。
英語で“多様”や“複数”の「マルチ(Multi)」と住居の「ハビテーション(Habitation)」を組み合わせて作られた造語です。
2つの場所で生活する二地域地域居住(デュアルライフ)に対して、マルハビは2カ所には限定していません。
一般的には、平日は職場のある都心で生活し、週末を自然豊かな田舎で過ごすというマルハビが多いようです。
一方、平日は都心から比較的近い田舎で過ごし、週末は孫の世話で都心に出てくる、そんな「近居」スタイルのマルハビも支持されています。
都会から田舎へのマルチハビテーション
平日は今まで通りに生活の基盤は都心部に置いておく。そして、週末は自然のある田舎で暮らしながら、家庭菜園や温泉に入ってのんびりと暮らす。
また、リタイアされている方は、好きなときに好きな期間だけ別荘感覚で田舎と都会を行き来したり。なんとも贅沢な理想的な暮らし方ですよね。
そして大都市に住む人ほど、マルチハビテーションに対して肯定的な考え方を持っているようです。
田舎から都会へのマルチハビテーション
ウィークデーに都市部で仕事に集中し、週末に田舎暮らしをする都会から田舎へのマルハビとは逆に、田舎で生活をしながらビジネスや遊び、学びのための拠点を都心に置く、田舎から都会へのマルハビ。
たとえば、息子や娘さんが東京で結婚して共働きをしている場合など、孫の世話をするために近居をして東京と田舎を行き来する。そういったスタイルのマルハビをされている方もいらっしゃいます。
マルハビの利点
都会と田舎を使いこなすことで、高度な都市機能と豊かな自然環境を同時に楽しむむことができます。
また、異なる環境での暮らしや人々との交流は、一つの場所で暮らしている時には見えないような新しい発見や出会いがあり、きっと今までとは違う価値観が生まれてくるはずです。
都会と田舎を使いこなすことで、高度な都市機能と豊かな自然環境を同時に楽しむむことができます。また、異なる環境での暮らしや人々との交流は、一つの場所で暮らしている時には見えないような新しい発見や出会いがあり、きっと今までとは違う価値観が生まれてくるはずです。
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(グッドライフシニア編集部)