田舎暮らしをするうえで知っておきたい大事なポイント
実際に生活をするとなると、良いことばかりというわけにもいきません。
ちょっと歩けばコンビニや病院があるといったような便利さには、自然の恵みが手に入るぶん望めなくなってしまうかもしれません。
田舎暮らしをする前によく確認すべきこと
1.どんな暮らしをしたいか?
家庭菜園で無農薬野菜を自分の手で育てたい。陶芸を楽しんだり、ゴルフや釣りなど趣味の世界に没頭して暮らしたい。
田舎暮らしの楽しみ方も人それぞれですが、「自分がやりたいことができる環境が周辺にあるか」ということも大事なポイントです。
2.気候はどんなところがいいか?
とくに年配者には冬に雪かきをしなけれなばらなかったり、凍結でチェーンを装着しなければ行けないところはおすすめしません。
積雪の心配のない、なるべく暖かいところをおすすめします。
3.交通の便
周辺は買い物には便利な店や病院があるか?また近くの大都市までどれくらいの時間で行けるのか?車を所有するかしないかによっても条件が変わってきますね。
4.周りの景観
せっかくの田舎暮らしですから、家の中からの景観も美しくあって欲しいものです。
5.周辺施設(医療施設や買い物など)
シニア世代にとって心配なのが、近くにふだん通える病院や、万が一のときの大きな病院があるか?といった問題です。
先のことを考えると、地域に生活・食事・介護などサポートを受けれる体制があるかなども考えておいた方が良いでしょう。
また、田舎暮らしを実行するに当たっては、いくつかの不安材料もあります。
田舎生活の不安点
- 仕事をするときの就業の場があるのか?
- 田舎に通う頻度が多くなるほど、交通費(ガソリン代、高速道路代、鉄道代)の負担が大きくなる。
- 冬季は、田舎に居住していない間の雪下ろしや除雪などに費用がかかる。
- 地域コミニュティとうまくやっていけるのか?
- 車がないと買い物や通院などに不便
- 専門病院や救急病院が近くにあるのか?
以上のような点が田舎暮らしをするにあたって心配になる問題点です。
住いを決めるときには、地域情報を収集し十分に周辺の環境などをチェックするようにしてください。
あとで後悔しないためにも、可能な限り事前調査をしましょう。
田舎暮らしについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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(グッドライフシニア編集部)
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