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日本に永久帰国や移住を望む人が増えている理由|その魅力を大解剖!

日本に帰国

このところ、弊社のシニア営業部に海外在留邦人の方から「日本で住まいを探したい」という相談が増えています。若いころさまざまな理由で日本を離れていたものの、老後は故郷で暮らしたいと考える方々です。

在留邦人のみならず、日本は海外の外国人からも移住地として人気があります。

海外送金サービス会社「Remitly」による101カ国に住む人たちを対象とした調査によると、google検索データから、「海外移住について調べるときによく使われる検索ワード」の月平均検索量を分析した結果、移住先として人気がある国1位がカナダ、ついで日本は2位!

理由としては、「医療の充実」「治安の良さ」「風光明媚な景観」などがあり、世界の人たちから良い印象を持っていただけるのは日本人として光栄なことだと思います。

こちらのページでは、そんな日本の魅力を海外在住・放浪経験がある筆者が紹介するとともに、中高年に向け「永久帰国」の利点などをご紹介いたします。

 

海外在留邦人の数は年々増加をたどる

外務省の「海外在留邦人数調査統計(2018年10月1日現在)」によると、海外に住んでいる日本人は139万0,370人。そのうち、3カ月以上の「長期滞在者」は87万6,620で、「永住権」が認められ生活の本拠を海外へ移した日本人は51万3,750人です。

国別では、「米国」に在留邦人全体の約32%(44万6,925人)、「中国」に約8.6%(12万76人)が在留していおり、両国で在留邦人の40%以上を占めています。

米国に住む日本人が全体の3割を超えていますが、シニア世代はどのような不安を抱えているのでしょう?

現地日系メディア「ライトハウス」と地域創生グローバル人材支援センターが2018年5月に実施した「米国在住の日本人シニア層」へのアンケートによると、「高い医療費」や「極度な車依存社会からの脱却」などの理由により、約3/4の方が、将来日本への帰国を選択肢に入れていることが判かりました。

シニア事業部にきた相談にも以下のような内容があります。
 

医療費が高い。保険に加入しているが介護保険がないため老後の生活が不安。

車社会なので、高齢になって運転ができなくなると一人で買い物にも行けなくなる。

パートナーが亡くなり一人になったので、きょうだいや親族がいる日本に帰国したい。

子供達との会話も米語。いくら英語が話せても母国語ではないので日本語で話したい。

年がいってから脂っこいものが苦手になり日本食が恋しい。

認知症などで英語を忘れ母国語の日本語しか話せなくなった時の心配。

確かに高齢になればなるほど体力は衰え健康面も不安になってきたり、内臓などの機能も低下して食べ物の嗜好に変化が現れるものです。

老後に日本に帰国する利点は?

それでは、日本に帰国や移住をする利点はどのようなものがあるでしょう。在留邦人の1番多いアメリカと日本とを比べてみましょう。

医療の安心

田舎暮らし病院健康面では、日本の健康保険制度は、強制加入で3割負担で統一されています。

諸外国と比べて日本は手厚い保障が受けられると言われており、高齢者ほど自己負担割合が減る仕組みになっています。

65~74歳の前期高齢者については、健康保険組合、国民健康保険などの医療保険に加入しますが、75歳以上の方は「後期高齢者医療制度」へ移行となり、かかった医療費の1割相当額(現役並みの所得がある高齢者は3割相当額)を支払います。

しかし、アメリカでは現段階では保険への加入は任意。保険に加入していても日本より何倍、何十倍(手術は高額)も高いので日本のように、誰もが気軽に病院には行けないのが現状です。

収入のない人には生活保護制度もあり、保険証さえあれば「いつでも」「誰もが」、まるでカフェにでも行くように予約なしでクリニックに行くことができます。必要な場合は高度な医療サービスを平等に受けることができる国です。

和食がいつでも食べられる

さらに食の面では、若い頃と違って味覚も変化し、大好きだった脂っこい料理をだんだんと受け付けなくなってきます。

子供のころから食べていたご飯とみそ汁に焼き魚が恋しくなるのも頷けます。

アメリカのロサンゼルスやサンフランシスコには日系人が入居できる老人ホームがあり、和食も提供されていますが、やはり日本で食べる和食とは味が違うようです。

公共バスや電車で移動も便利

車社会のアメリカでは、一部の都市部を除いては、車がない生活は難しいのが現実。

一方の日本では、路線バスや電車の路線も発達しており、よほどの田舎町に住むのでない限り、都市部では病院や買い物などの移動に困ることはありません。

さらに、日本の場合は各地方自治体がバスや電車利用の支援をするシルバーパス制度 (シニア向け交通費支援制度)という制度があります

東京都の場合、70歳以上を対象に1,000円の自己負担で路線バスが乗り放題です。

それでは次のページでは、日本の物価と海外の物価を比べてみましょう。日本の物価は意外と安い!?ビッグマックの値段を他国と比べてみると…

■次のページへ続く

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