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嚥下障害(えんげしょうがい)とは?|高齢者用語集|グッドライフシニア

嚥下障害

嚥下障害(えんげしょうがい)とは、飲食物の飲み込みがうまくできなくなる障害のことです。

認知症や脳卒中の後遺症のほか、老化により、舌や喉の筋力の低下や歯の欠損などが原因として起こるケースもあります。

急に飲み込みにくくなった場合は、脳卒中の発症による筋肉の麻痺が原因として考えられます。

嚥下障害時には、食べ物がのどに詰まって窒息する危険や、食べ物が気管に入って細菌を増やして起こる誤嚥性肺炎に注意が必要です。

誤嚥性肺炎は、高齢者にとっては命にかかわる怖い病気です。

そのため、嚥下障害は早期発見し、対処することが大切です。症状が軽くても、医師に相談しましょう。

嚥下障害の検査は、決められた時間の間に何回唾液を飲み込めるかを計測するものや、少量の水を飲んでむせるかを確認するもの、X線や内視鏡で実際の嚥下の様子を確認するものなどがあります。

嚥下障害では、栄養の取り方や訓練方法など、個人によって対応方法が大きく異なります。そのため、まずは検査がとても大切なのです。

 

(グッドライフシニア編集部)

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