作業療法(さぎょうりょうほう)とは、手工芸などのさまざまな作業を通して、身体や精神に障害を持つ人が生活のために必要な動作や社会に適応するための能力を回復することを目指す治療です。
具体的には、食事や起居・移動といった生活活動、はり絵や編み物などの創作活動、ダンスや体操といった運動活動などを行います。
腕や手指の関節の動き、筋力などの回復によって、できる限り身の回りの動作を自立して行えるようにすることが目的です。
また、気分転換や生活意欲の向上、認知症の予防などにも効果が期待できます。
こうした作業療法によるリハビリは、病気やケガで入院した際に病院で受けるだけでなく、介護施設や自宅で行われることもあります。
(グッドライフシニア編集部)