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セロトニンとは?|高齢者用語集|グッドライフシニア

ウォーキング

セロトニンとは、脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをします。

セロトニンが低下すると、ドパミン・ノルアドレナリンのコントロールが不安定になり、バランスが崩れることで、不安やうつ、パニック障害などの精神症状を引き起こすと言われています。

このように、精神を安定させるのに大切な物質であるため、「幸せホルモン」とも呼ばれています。セロトニンの分泌を増やすには①日光浴②リズム運動③トリプトファンの摂取が重要です。

① 日光浴
セロトニンは日光に当たると分泌が促されることがわかっています。そのため特に日照時間が短くなる冬場は、セロトニンが不足しやすくなります。特に冬は日光浴を意識的に取り入れるようにしてください。

② リズム運動
リズム運動はダンスなどのほか、ウォーキングやジョギングも効果的です。リズム運動によるセロトニン分泌は20~30分でピークに達し、それ以上続けるとかえって低下してしまうため、やりすぎには注意してください。
屋外での運動は、同時に日光浴もできるためおすすめです。

③ トリプトファンの摂取
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから作られます。トリプトファンは体内で作ることができないため、食事から十分量摂取することが必要です。
豆腐、納豆などの大豆製品、チーズ、牛乳、ヨーグルトなどの乳製品に多く含まれるため、これらを意識的に摂取するようにしましょう。

(グッドライフシニア編集部)

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