認認介護とは、認知症患者の介護を、同じく認知症である高齢者が行うことを、そう呼びます。
強いストレスが認知症発症の要因の一つと言われており、老老介護で疲れ切った介護者が自身も認知症になっていることに気付かずに、認認介護に陥っているケースもあります。
認認介護になると、服薬や食事、お金の管理などが困難になり、火の不始末から火事を起こす、緊急時に連絡先がわからなくなるといった事態も増えてきます。
共倒れにならないためにも、老老介護と同様、介護予防や介護サービスの活用、身近な人への相談が大切です。
相談できる人が身近にいない場合には、お住まいの市区町村の「地域包括支援センター」に相談すると、専門知識を持った介護のプロが親身になって対応してくれます。
認認介護についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
■増加する老老介護・認認介護の問題点と対策｜一人で悩まず周りに相談を
(グッドライフシニア編集部）