保健師(ほけんし)とは、妊産婦・乳幼児、高齢者など地域住民の健康関連の相談・指導などをする職業です。
国家資格が必要で、保健所や地域包括支援センターなどに勤めています。
保健師の仕事は、人々が抱えている健康問題に対応するだけでなく、その背景にある社会の問題も見つめ解決を図る、「社会を看護する仕事」です。
地域で暮らしている乳幼児から高齢者、健康な人から障害等を抱えている人まで、地域全体の健康のために何ができるかを考え、活動を行います。
具体的には、健康相談や家庭訪問、集団検診・健診、健康教育、地域組織の育成などがあります。これらの活動を通して住民・組織同士のつながりも強め、健康な地域を住民と共に創りあげていく「地域づくり」の役割を担っています。
(グッドライフシニア編集部)