国民年金(こくみんねんきん)とは、日本に住んでいる20歳から60歳未満の人が全員、加入することが義務付けられている公的年金のことを言い、基礎年金と呼ぶこともあります。
国民年金には3種類あり、「老齢基礎年金」「障害基礎年金」「遺族基礎年金」に分けられます。
「老齢基礎年金」は、65歳から終身にわたり給付されるもので、国民年金という言葉は通常この老齢年金のことを指します。
「障害基礎年金」は、加入中に怪我や病気などによって障害を負った場合に、20歳前でも加入者に支給されます。
「遺族基礎年金」は、年金受給者である被保険者が亡くなったとき、配偶者、または18歳以下の子が給付を受けることができます。
国民年金は20歳から60歳まで納付すると満額受給となります。
受給額についてはその年によって多様変わりますが、平成29年度では年間給付額が77万9,300円、月額でいうと6.5万円程度が老齢基礎年金として支給されています。
国民年金についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
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(グッドライフシニア編集部)