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CCRC(Continuing Care. Retirement Community)とは?|高齢者用語集|グッドライフシニア

脳血管疾患5

CCRCとは、英語で「Continuing Care. Retirement Community」の略のことで、「継続的なケア付きリタイアメントコミュニティー」の意味になります。

米国が発祥の暮らし方で、高齢者が自立して生活できるうちに入居して、社会活動に参加し、介護やや医療のサービスが必要になった場合は、それを受けながら、人生最期の時までを過ごせる生活共同体のことです。

住居、介護、看護、医療、生活サービスが住んでいるコミュニティから離れず総合的に提供してもらえる米国が発祥の暮らし方CCRCは、少子高齢化が進む日本でも、政府主導のもと「CCRC」を国内導入する機運が高まっています。

これを参考にした日本版CCRCにより、日本版CCRC構想は、「東京圏をはじめとする高齢者が、自らの希望に応じて地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、医療介護が必要な時には継続的なケアを受けることができるような地域づくり」を目指すものです。

本構想の意義としては、①高齢者の希望の実現、②地方へのひとの流れの推進、③東京圏の高齢化問題への対応、の3つの点があげられます。

日本版CCRC構想は、入居する高齢者像についての考え方において、従来の高齢者向け施設・住宅とは大きく異なっています。

第1点は、従来の高齢者施設などは、要介護状態になってからの入所・入居が通例であるのに対して、日本版CCRC構想では、高齢者は健康な段階から入居し、できる限り健康長寿を目指すことを基本としています。

第2点として、従来の施設などでは、あくまでもサービスの受け手として「受け身的な存在」であった高齢者が、日本版CCRC構想においては、地域の仕事や社会活動、生涯学習などの活動に積極的に参加する「主体的な存在」として位置付けられます。

第3点は、地域社会への開放性です。従来の施設などでは、高齢者だけで居住しており、地域社会や子どもや若者などとの交流は限られています。

これに対して、日本版CCRC構想は、高齢者が地域社会に溶け込み、地元住民や子ども・若者などの多世代と交流・共働する「オープン型」の居住が基本となります。

(グッドライフシニア編集部)


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