印鑑証明(いんかん しょうめい)とは、正式には「印鑑登録証明書」といい、契約などで使用した印鑑が現住所のある市区役所・町村役場に登録済みの実印であることを証明するものです。
実印とは、住民登録をしている自治体で印鑑登録の手続きを済ませたハンコのことです。家や土地の購入といった重要な契約を結ぶ際に必要とされます。
実印による押印と印鑑証明(印鑑登録証明書)をあわせて提示することで、「確かに本人が実印で押印した」ということが証明できるようになっています。
印鑑登録は重複して行うことができないため、注意が必要です。例えば、千葉で印鑑登録をしていた人が東京に引っ越す場合、住民票が異動したら、千葉での印鑑登録は無効となります。転居先の東京で、改めて印鑑登録を行うこととなります。
(グッドライフシニア 編集部)