住宅改修とは、住宅の悪い部分を直すことですが、高齢者が安心して暮らせる住環境を整えるための、手すりの取り付けや段差の解消、便器の取り替えといったバリアフリーに向けた住宅改修にかかる費用は、介護保険から支給を受けることができるようになっています。
要介護の人だけでなく要支援の人も、介護予防を目的とした利用も可能です。
利用を希望する場合は、まずケアマネージャーや理学療法士などに相談し、将来的な視点も踏まえてリフォーム内容を考えます。
次に工事をお願いする業者の候補をいくつか挙げて、比較検討を行います。業者が決まったら、工事を始める前に市区町村の担当窓口に「住宅改修費支給申請書」を提出。
工事終了後、改修前後の写真や工事内容の証明となる領収書、費用の内訳書などを添えて提出すると、支給が認められます。
(グッドライフシニア編集部)