看護小規模多機能型居宅介護(通称:看多機/かんたき)とは、介護保険サービスのひとつで、訪問看護と小規模多機能型居宅介護を組み合わせたサービスです。
訪問介護、通所介護、短期入所に加えて、訪問看護の機能がついており、利用者の安定した在宅生活を支援しています。
そのため、家族が介護や看護に不慣れな場合、がん末期による看取り期にある場合など、病状が不安定な方が住み慣れた自宅での生活を望んでいる場合に適しています。
看多機は、利用する事業所の市区町村に住民票がある要介護1~5の認定を受けた人がサービスの対象です。医療機関で常に治療が必要な人は対象外となります。
事業所の登録定員は最大で29人。利用定員は通いサービスが最大18人まで、宿泊サービスが最大9人までと決まっています。
利用定員を制限した比較的小規模なタイプのため、きめ細やかなサービスを提供できます。
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(グッドライフシニア編集部)
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