1割負担(いちわりふたん)とは、通常3割負担の医療費が、75歳になると、後期高齢者医療制度によって1割に減額されることです。
75歳になるとそれまで加入していた、国民健康保険や被用者保険の代わりに、「後期高齢者医療制度」が適用され、「後期高齢者医療被保険証」が交付されます。
医療機関や薬局を受診する際は、この「後期高齢者医療被保険証」と健康保険証を一緒に提出することで、負担額を1割に抑えることができます。
現役並みの収入がある方には制度が適用されず、3割負担のままですが、一般的に所得の低くなる高齢者は少ない負担で医療機関を利用できます。
(グッドライフシニア編集部)