依存症(いぞんしょう)とは、「何らかの習慣化した行動が、自身の生活や人生にダメージを与えているにもかかわらず、意思の力ではそれをやめることが出来ない状態」です。
よく知られている「依存症」としては、アルコール依存、ギャンブル依存、薬物依存などがあります。
依存症に陥ると、高揚感をもたらす快楽物質「ドーパミン」の分泌頻度が多くなり、快楽に慣れた(鈍くなった)脳が更に強い刺激を求めるようになります。
また、「やめなくてはいけない」「やめられない自分はダメな人間だ」という、自身を強く責める気持ちが災いし、これまで以上に依存へと駆り立てるケースも数多く見られます。
しかし、依存症は専門家による治療や援助、周囲の協力によって回復可能な疾患です。
医療機関や非営利で活動する自助グループなど、依存症を克服する道はつねに開かれており、同じ悩みを抱える人との交流も治癒、社会復帰への王道として推進されています。
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(グッドライフシニア編集部)