精神保健福祉士(せいしんほけんふくしし)とは、精神疾患を持つ人の退院や就労、地域生活の質の向上などを目指し、サポートを行うソーシャルワーカーのことです。
心の病を抱えている人がスムーズに生活を営めるよう、生活支援や相談、助言、訓練、環境調整、社会参加の手助けなどを行い、精神科病院などの医療施設、保健所、精神保健福祉センター、障害者福祉施設などに勤務しています。
社会福祉士も精神保健福祉士も同じ「ソーシャルワーカー」ですが、支援の対象が異なります。
社会福祉士は高齢者や障害者、子ども、DV被害者など幅広い対象者に対し支援を行いますが、精神保健福祉士はうつ病や統合失調症、認知症、アスペルガー症候群といった精神的な疾患・障害を持つ人々と、その家族への支援を中心としています。
(グッドライフシニア編集部)