ポリファーマシーとは、多くの薬を服用することにより、副作用などの有害事象を起こすことです。「Poly(多くの)」＋「Pharmacy(調剤)」で「多剤併用」を意味する造語が由来となっていますが、単に薬剤数が多いことではありません。
何種類の投与からポリファーマシーとするかについての厳密な定義はありませんが、国内では6剤以上で発現頻度が顕著なことから、ある程度の目安となっています。
ポリファーマシーを防ぐには、お薬手帳が有効です。医療機関や薬局に行くときには必ずお薬手帳を携帯し、薬によるアレルギー経験などを医師・薬剤師と共有することで、副作用や誤飲を防止することができます。
（グッドライフシニア編集部）
関連記事
■高齢者の薬の服用には注意が必要です！