予防給付(よぼうきゅうふ)とは、支援が認められた要支援1,2の人に給付される介護保険の保険給付のことです。
要支援の人は「介護予防サービス」が給付されます。
介護保険を利用して受けられるサービスには、介護給付による「介護サービス」と、予防給付による「介護予防サービス」の2種類があります。
7段階の介護度(要支援1・2、要介護1~5)のどれに該当するかによって利用できるサービスが異なり、要介護であれば介護給付を受けて介護サービスを、要支援の場合は予防給付を受けて介護予防サービスを利用することになります。
要支援と認定された人は、要介護の状態へと進行しないよう予防に努めるとともに、現状よりも身体機能の状態が改善することを目標とします。
要介護の人が受けられる介護サービスに比べると利用できる範囲は限定されていますが、現状の維持・改善のためにもサービスを積極的に活用し、介護予防に取り組んでおくことが大切です。
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(グッドライフシニア編集部)