徘徊(はいかい)とは、一般的に「あてもなく歩き回ること」を言いますが、認知症の場合は「周辺症状」のひとつとして挙げられます。
徘徊は「記憶障害」と「見当識障害」によるもので、
・買い物に行く途中だったが、店の場所を思い出せずうろうろしてしまう
・自分が今いる場所の見当がつかない などが原因で陥ります。
徘徊していることに気がつかれず、誰にも保護してもらえなければ、怪我や事故、行方不明といったさまざまな危険が伴います。
介護者にとっても負担の大きい徘徊は、①怒らない②徘徊の理由に耳を傾ける③他のことに気をそらす、の3点が有効な対策です。
落ち着いて耳を傾けることで、徘徊者本人に恐怖心を与えることなく、介護者は会話の中から徘徊を減らすヒントを探ることができるかもしれません。
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(グッドライフシニア編集部)