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シニアの平均貯蓄額を知って老後の資金づくりを考える|まとめ

データ

2000万~5000万必要とも言われる老後の資金問題。老後の資金づくりは、多くの人にとって関心の高いテーマとなっています。

このページでは、高齢者世帯の平均貯蓄額について、さらに、投資制度のメリットを通じてiDeco(イデコ)とつみたてNISA(ニーサ)についてご紹介します。

将来、安定した生活を築くため資金づくりの道筋を考えることは大切です。日本のシニア世代の平均貯蓄額を把握することは、ご自身に必要な貯蓄額や不足分を考える目安となります。

また、老後の資金づくりにおいて投資の活用も一つの有効なアプローチです。iDecoとつみたてNISAは、その代表的なものです。iDecoは老後資金を税制優遇で積み立てる仕組みであり、つみたてNISAは手軽な投資を通じて資産を増やす手段です。

大切なのは、今から計画を立てて行動することです。将来の準備を怠らず、自分と家族の安心を築くために、着実なステップを進めていくことをおすすめします。

 

高齢者世帯の平均貯蓄額はいくら?

老後に必要な貯蓄額
高齢者世帯の平均貯蓄額は、約1200万円。これは、老後に安心して暮らすためには多いのでしょうか、少ないのでしょうか。

ここでは、気になる高齢者世帯の貯蓄事情を、「貯蓄がない」から「3000万円以上」まで、それぞれの割合を、厚労省の資料をもとにご説明します。

あわせて、高齢夫婦無職世帯と高齢単身無職世帯にわけて、月ごとの平均収入と不足額もご紹介。

老後の資金作りは早い段階から考えることが賢明ですが、実際には子育て中の若い世代にとっては教育費などの負担が重く、資金を積み立てることは難しいこともあります。

適切なタイミングは個人の状況により異なりますが、一般的には、子供が独立して社会人になった時期から定年までが、貯蓄を増やす時期に適しているのではないでしょうか。

ただし、早めに始めるメリットも忘れてはなりません。時間を味方につけることで複利効果を活用し、資産を成長させるチャンスが増えます。

老後に向けて、どれくらい貯蓄をしていけばいいのか、ご自分の今のライフスタイルを踏まえ見極めましょう。

詳しい記事を読む⇩
高齢者世帯の平均的な年金収入や貯蓄はいくら?老後に求められる資金計画
 

iDecoとつみたてNISAを徹底比較

資産運用

理想の老後を過ごすためには、どれくらいの資金が必要になるでしょうか?

具体的な理想によって必要資金に差はありますが、生命保険文化センターによる老後に関する調査によると、自分の老後に「不安感がある」と考える人の割合は8割超、公的年金や退職金、企業年金だけでは不十分と考えている方が多いのが分かります。

そこで近年注目を集めているのが、「iDeco(イデコ)」と「つみたてNISA(ニーサ)」。ハイリスク、ハイリターンのイメージのある投資の中でも、毎月定額を積み立てることで将来に備える、初心者におすすめの投資制度です。

節税効果も高い2つの投資の特徴と違いを理解して、セカンドライフまでの道のりを具体的に考えていきましょう。

詳しい記事を読む⇩
iDecoとつみたてNISAを徹底比較!老後の資金作りを考える


理想のセカンドライフを迎えるには、それなりの準備が必要で、簡単なことではないかもしれません。

しかし、手立てが何もないというわけではなく、投資などは少しでも早くから始めたほうが、老後の安心感にもつながります。

随時変化する年金事情や、私たちの税金の使われ方にも注目して、将来に向けたお金の貯め方・使い方を検討していきましょう。

(グッドライフシニア編集部)