【管理栄養士のレシピ】カルシウム不足を解消！「さば缶のしいたけチーズ焼き」

カルシウム不足を解消するには、毎日の食事の工夫が大切です。カルシウムは牛乳や小魚、大豆製品、色の濃い野菜に多く含まれていますが、カルシウムを含む食べ物だけでなく、ビタミンDを含む食べ物も意識して摂取しましょう。

ビタミンDを含む食べ物にはカルシウムの吸収を助ける働きがあるためです。

今回はカルシウムとビタミンDを同時にたっぷり摂れる、さば缶を使った簡単レシピ「さば缶のしいたけチーズ焼き」を管理栄養士がご紹介します！
 

カルシウム不足解消に！さば缶のしいたけチーズ焼きのレシピ

さば缶は手軽に食べられるうえに、カルシウムとビタミンDのどちらも豊富な優れた食べ物です。また、ビタミンDを含むしいたけと、カルシウムを含むチーズを組み合わせて、さらに栄養強化しています。

今回はさば味噌煮缶を使っているので、味付けの手間も減らせて簡単に作れます。ぜひお試しください。
 

【材料（2人分）】

【作り方】

 
①しいたけは軸を取る。しいたけの軸、長ねぎをみじん切りにする。

 
②ボウルに汁気を切ったさば缶、①、塩、こしょうを入れ、さばの身をほぐしながらよく混ぜる。6等分にして、しいたけのかさの部分に詰め、ピザ用チーズを載せる。

 
③オーブントースターで10分ほど焼く。チーズが焦げそうになったら、途中でアルミホイルをかぶせる。お好みで七味唐辛子をふる。
 
お皿に盛りつけて、簡単おいしくできあがりました！

「さば缶のしいたけチーズ焼き」レシピのポイント

しいたけの大きさやオーブントースターの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら、しいたけに火が通るまで加熱してください。
 

栄養成分値（1人分）

 
さば缶はカルシウムやビタミンDはもちろん、DHAやEPAなどの生活習慣病対策にうれしい成分の補給にも役立ちます。

牛乳が苦手な方でも取り入れやすく、そのまま食べるだけでなく、今回のレシピのようにアレンジも可能です。

カルシウム不足を解消するために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
 

 
参考：文部科学省 日本食品標準成分表2020年版（八訂）
厚生労働省「日本人の食事摂取基準（2020年版）」
 

筆者：広田千尋
管理栄養士。保健センターや病院に勤務し、生活習慣病予防や低栄養予防など、中高年から高齢者の栄養サポートに従事する。現在はフリーランスとして独立し、食や栄養に関するコラム執筆や、身近にある材料でおいしく健康になれるレシピ作成などの活動を行っている。

---

 
【レストラン完備！サービス充実のシニア向け賃貸！】
コンシェルジュ常駐、安否確認や生活相談の他、お好きな時に利用できるレストランでは管理栄養士による栄養のバランスがとれたお食事が楽しめます。
■積水ハウス「グランドマストシリーズ」その魅力とは？

タグ: 管理栄養士, サバ缶, 健康レシピ, カルシウム

---

2024年1月4日