和田秀樹氏が提案する“心の断捨離”とは?
60歳を過ぎたら、もう無理をしなくていい。人間関係のしがらみ、責任感、見栄や世間体など、年齢とともに重くのしかかってくる“心の荷物”を見直す時期に差しかかっています。
ベストセラー『80歳の壁』の著者で精神科医の和田秀樹氏が、新刊『60歳を過ぎたらやめるが勝ち 年をとるほどに幸せになる「しなくていい」暮らし』で提案するのは、「やめる」「手放す」「あきらめる」ことによって、心を軽くし、より自由で穏やかな暮らしを実現するための“心の断捨離”。
頑張らない、引きずらない、いい人をやめる——そんなシンプルな考え方が、60代以降の人生を心地よいものに変えてくれるヒントになる1冊です。
〈目次〉
■序章:60歳を過ぎたら「しなくていい」7つのこと
一般的には「健康に良いこと」とされているもののうち「しなくていい7つのこと」を科学的に紹介し、無理のない健康づくりのヒントを提供します。
■第1章「感情に振り回される」のをやめる
小さな怒りや悲しみに振り回されるのはもう終わりに。感情から自由になる方法を学び、ストレスフリーな毎日へと導きます。
■第2章「不安」を手放す
「不安を手放すコツ」として、どうしても心配が尽きない方への具体的なアドバイスを提供。「完璧でなくてもいい」という考え方で、心を軽くする術を伝授します。
■第3章「引きずる」のをやめる
後悔や失敗にとらわれず、「それはもう終わったこと」と割り切る力を身につけ、心に余裕を持つための方法を探ります。
■第4章「一喜一憂する」から解放される
周りのことにとらわれすぎない「どっしり構える心」の持ち方を伝授し、感情に左右されない豊かな毎日を提案。
■第5章「いい人」をやめる
「いい人であること」にとらわれず、他人の期待に応えるよりも自分の気持ちを大切に。心の負担を軽くする方法を紹介します。
■終章:「楽に、雑に生きる」をはじめよう
きちんとやらなくてもいい、無理をしない。「楽に、雑に」生きる心の余裕が、幸せな老後への鍵だと説きます。
【著者プロフィール】
和田秀樹(わだ・ひでき)
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
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