厚生年金(こうせいねんきん)とは、常に従業員を雇用している企業に勤務する、70歳未満の人が加入している年金制度です。
厚生年金は年金制度の2階部分に該当します。
加入者は、年金制度の1階部分に当たる「国民年金」を勤務先が負担しているため、自分で納める必要はありません。
年金が受給されるる65歳になり、国民年金の受給資格期間(10年以上)も満たしたときに、厚生年金も加算して支給されます。また、厚生年金加入者は65歳以前に特別支給分の老齢厚生年金を受けることも可能です。
ここでの特別支給分は、男女別、生年月日によっても給付額が異なるため、自分の該当枠を確認しておきましょう。
関連記事
■変わりゆく年金制度、その種類と仕組みや特徴とは
■知らないと損をするかも!! 年金請求書が届いた時の「特別支給の老齢厚生年金」に関する注意点
■年金(国民年金・厚生年金)の平均受給額はどのくらい?
■老後の生活収支関連データ|夫婦の年金受給額
(グッドライフシニア編集部)