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今こそ実践したい!家庭でできる簡単エアコンお掃除術

エアコン掃除

エアコンを安心・快適に使用するためには、夏場や冬場のエアコンを使用する前に必ずキレイにお掃除をしておきましょう。

カビは人体に悪影響を及ぼすだけでなく、嫌な臭いを発したり、汚れが溜まることにより冷暖房機能が低下して電気代がかさむことにもなります。

今日は、ご家庭で日ごろ簡単にできるエアコンのお掃除術をご紹介します。
 

エアコンのお手入れ法

家庭でできる日ごろのお手入れには、吸い込みグリルの掃除とエアフィルターの掃除があります。
 

吸い込みグリルのお掃除

  1. エアコンの運転を停止してから電源プラグを抜く。
  2. 水やぬるま湯(40℃未満)を含ませた柔らかい布で前面パネルの汚れを拭き取る。
  3. 最後に別の布で乾拭きをする。
  4. 電源プラグを差し込みます。

 
エアコン掃除2エアコン掃除 
吸い込みグリルの汚れをふき取るときには、アルコールやシンナー、磨き粉などはエアコンを傷める可能性があるので使用しないでください。

前面パネルは外せるものは水洗い、外せないものは水拭きをしてください。
  

エアフィルターのお掃除

  1. エアコンの運転を止めて電源プラグを抜いてからエアフィルターを取り外す。
  2. 付着しているホコリを表面から掃除機で吸いとる(※裏面から吸いとるとホコリがフィルターの目に詰まる)。
  3. 掃除機とは逆に裏面からシャワーを当て水洗い(※表面から水圧をかけるとホコリが詰まる)。
  4. 日陰でよく乾かしてからエアコンに取り付け、電源プラグを差し込む。

 
汚れが気になる場合は中性洗剤を薄めて柔らかいブラシで優しく洗えばフィルターを傷めません。また、アルコールや次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)などはフィルターを傷めるので使わないでくださいね。
  
エアコン掃除2エアコン掃除3

くれぐれも、コンセントを抜いてから作業してください。また、フィルターの奥にあるアルミパネル(熱交換器)を手で触らないよう注意してください。

自動の掃除機能が付いていないエアコンの場合、エアフィルターは2週間に1度くらいを目安に掃除しましょう。
 
以上、エアコンのお掃除法についてのご紹介でした。

エアコンを使用する前のカビやホコリのお掃除も大切ですが、使用中の室内換気にも気を配りましょう。

空気の入れ替えをした方がよい理由と、上手な換気のやり方について「「エアコン使用時に換気をした方がよい4つの理由とは?正しい空気の入れ替え方」をご覧ください。

カビや埃の温床となった汚れたエアコンを使うのは、アレルギー症状やカビ肺炎を引き起こすこともあり体によくありません。カビが生える条件や人体への影響など、カビに関する知識については、こちらの記事をご覧ください。
エアコンに潜む怖いカビやホコリ、人体への影響は?

 

エアコン内部のお掃除はプロに任せましょう

日ごろのお手入れはホコリやカビの発生を抑制するために大切ですが、エアコンの内部の奥深くに溜まった汚れまでは簡単に取り除くことができません。

また、素人が内部まで洗浄して内部配線の端子部分に洗浄液が付着し、通電時にトラッキング現象が発生して出火した例もあるようなのでご注意ください。

しっかりと内部まで綺麗にしたい場合は、やはりプロのクリーニング業者に頼むのが安心だと思います。

細部まで綺麗に洗浄・除菌もしてもらえて、洗浄後も安心してエアコンを使うことができますよね。

今や現代社会には無くてはならないものですが、ホコリやカビで汚れていると体にも害を及ぼすかもしれないことを意識して、エアコンを清潔に保つように心がけましょう。

綺麗な空気の中、快適な夏をお過ごしください!
 

文:熊戸まこ(ライター)
学習院大学法学部政治学科卒業。IT企業に3年間勤め、退職後はライターとして高齢者の介護や福祉、健康分野の記事を執筆しています。
福祉分野の専門性を高めるため、現在は介護施設で働きながら社会福祉士の国家試験に向けて養成施設で学んでいます。

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