口の機能を保てば転倒を防げるかもしれない
口の機能が低下している高齢者は転びやすいとの研究を、神奈川歯科大の山本龍生教授らのチームが米科学誌プロスワンに発表しました。口の不健康が体のバランス機能の低下につながっている可能性があるようです。
2010年時点で過去1年に転んだことがない65歳以上の男女約4万人について、口の機能と12~13年にかけての転倒回数との関係を調べたところ、口の渇きが気になる男性は41%、お茶や汁物でむせる女性は64%と転倒リスクが高く、男女とも、歯が19本以下で入れ歯を使っていない人は、20本以上ある人よりリスクが高いという結果が出たそうです。
同教授「口の機能を保てば転倒を防げるかもしれない」とのことです。
物を噛むと脳は刺激され、残存歯が少ないと脳の働きに影響が出るとの研究結果もあり、歯が無い人の認知症リスクは高くなるそうです。
口の中を清潔に保つことで、口腔内だけでなく体全体を健康を保つことができます。日ごろから正しい「口腔ケア」を心がけ、元気に自分らしく生活したいものですね!
(グッドライフシニア編集部)
関連記事
■認知症の原因になる歯周病「 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい!」
おすすめ施設リスト
・東京23区|おすすめのサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)リスト
・東京23区|おすすめ高齢者向け賃貸住宅リスト
・東京都23区外|おすすめサ高住・高齢者向け賃貸住宅・老人ホームリスト
・埼玉県|おすすめサービス付き高齢者向け住宅・高齢者向け賃貸住宅リスト
・神奈川県|おすすめサービス付き高齢者向け住宅・高齢者向け賃貸住宅リスト
・千葉県|おすすめサ高住・高齢者向け賃貸住宅・老人ホームリスト