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ペットの癒しでシニアを笑顔に!認知症予防にも効果的

ペット

犬や猫をはじめとしたペットたちと触れ合うと、その無邪気な可愛さにほっこりと癒されますよね。ペットがもたらす「癒し」は、高齢者にも嬉しい効果を与えてくれます。

今回は、シニアにとって大切なペットの癒し効果をご紹介していきます。

 

シニアにとってのペットの癒し効果

ペットを飼うことは、精神面の癒し効果の他、運動量が増え健康面にも良い効果があります。

人の脳の下垂体から分泌されるホルモンに、「オキシトシン」というホルモンがあり、これは「幸せホルモン」とも呼ばれるものです。心を癒したり、体の痛みを和らげたりする効果があります

人が犬と見つめ合ったとき、体内のオキシトシンが3倍以上に増加したという研究結果が報告されており、ペットの癒し効果は科学的にも証明されています

運動量が増えて健康寿命が延びるというデータも

ペットにも色々な種類がありますが、特に犬を飼っている人は散歩に行くことで運動量が確保でき、体の健康に嬉しい効果が期待できます。犬と暮らし、散歩に行く習慣のある人の方が、ペットと暮らしていない人に比べて健康寿命が延びたというデータもあります。 

心の健康にも良い影響がある

高齢になると社会的な接点を失い、他人との交流に対して消極的になる方も多くいます。しかし、犬と散歩に出る習慣ができると、近所に散歩仲間ができて地域社会とのつながりが持てるようになり、コミュニケーションを増やすきっかけとなります。

また、ペットのお世話をするために能動的に動き、自尊心が芽生えることも、精神的な健康に効果があると言われています。
 

幸せホルモンが増加!アニマルセラピー効果

「アニマルセラピー」とは、動物への愛情や関心をきっかけとして人の心を癒し、健康面や精神面、生活面の向上を目指すものです。一般的には馬やイルカ、犬などを用いて実施されます。

日常生活への不安を抱えてストレスを蓄積しがちな高齢者には、アニマルセラピーによるリハビリが有効的です。

高齢者がペットを飼うときは小型犬や猫がおすすめ

高齢者自身が自宅でペットを飼うことも、アニマルセラピーの一環です。体格の大きな種類では、お世話中に思わぬ転倒などのアクシデントが起こるリスクがありますので、室内飼いに適した小型犬や猫がおすすめです。

癒しだけでなく、動物に頼られているという責任感、お世話をしなくてはという使命感が、日々の暮らしにメリハリと意欲を与えてくれるはずです。

アニマルセラピーは老人ホームでも活躍

わんちゃん日本ではアニマルセラピーを実施している例は多くないものの、老人ホームなどの高齢者施設で、レクリエーションやイベントに取り入れられることが増えてきました。 

ボランティアが動物を連れて老人ホームを訪問するほか、セラピー犬を施設へ派遣する専門の団体もあり、施設が飼育していなくても動物と触れ合う機会を作ることができます。

こうした施設でのセラピー活動ではドッグセラピーが主流。犬に触れる、犬を話題に入居者同士でコミュニケーションをとる、歩ける方は犬と一緒に歩行訓練を行うこともあります。

セラピードッグは歩幅を合わせて歩くように訓練されているので、無理なく楽しくリハビリをすることができます。気遣いながら共に歩いてくれる姿に励まされ、前向きな気持ちになれるでしょう。
 

ペットを飼うことで認知症予防効果も期待できる!

認知症予防に大切なのは、「誰かと会話すること」「記憶すること」「運動すること」

ペットと暮らすことは、こうした行動を起こすきっかけとなり、認知症の予防・リハビリにも効果があると言われています。

例えば犬を飼っている場合、犬に話しかけたり、犬を話題に周囲の人とコミュニケーションをとったりすることで「誰かと会話すること」が増えますし、食事や散歩といったお世話を通して、「記憶すること」「運動すること」も増えます。
こうした生活が認知症を予防し、症状の緩和にもつながると考えられています。
 

ペットとの暮らしで癒しと生きがいを

ペットの癒しによって健康寿命の延伸や認知症予防など、高齢者にとって嬉しい効果が期待できることをご紹介しました。

ご家族のサポートを受けながら暮らしている方はもちろん、支援や介護を必要としない自立した健康なシニアの方も、日々の運動や生きがい・充実のために、ペットとの暮らしを考えてみてはいかがでしょうか。

■ペットの正しい飼育法や困ったときの解決策は、ペットと高齢者が楽しく暮らすためにの記事をご覧ください。

筆者:熊戸まこ(くまど・まこ)
学習院大学法学部政治学科卒業。IT企業に3年間勤め、退職後はライターとして高齢者の介護や福祉、健康分野の記事を執筆しています。福祉分野の専門性を高めるため、現在は社会福祉士の国家試験を取得しています。 

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