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高齢者とペットが楽しく暮らすために|知っておくべき飼育法・困ったときの対処法

シニアとペット

ペットを飼うきっかけは人それぞれですが、シニア世代では、子どもが巣立って「第二の人生のパートナー」として犬や猫を飼い始める方が多くいらっしゃいます。

ペットと寄り添い暮らすことは、きっと、毎日の生活に生きる張り合いを与えてくれることでしょう。

しかし、飼い主もご自身が年齢を重ねるごとにペットのお世話が大変になってくるという現実。

このページでは、ペットとシニアが安心に楽しく暮らすために必要な「正しい飼育のポイント」についてご説明いたします。

~目次~
≫シニアに癒しと安らぎを与えてくれるペットの存在
・犬や猫の平均寿命はいくつ?
・可能な限りペット保険に加入を
≫ペットと暮らすのに必要な知識あれこれ
・ペットのお世話が頼めるサービス
・どうしてもご自分で飼えなくなった場合
≫飼い主に起こりうる問題と困ったときの解決法

  
 

人もペットも長生きになり高齢化



いつもそばに寄り添い、愛くるしい眼差しで飼い主を見つめてくれる大切な存在。ペットを通じて家族や近所の人と話が弾んだり、仲間ができたり、お散歩で運動不足の解消にもなりますよね。

しかし、命ある“動物”を飼うということは、喜びも大きい代わりに責任も伴います。犬や猫の寿命も人間同様に伸び、15年以上一緒に暮らしていけるようになりました。

“長生きする”ということは、ワンちゃんやネコちゃんも目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったりします。足腰が弱って寝ている時間が長くなっていき、だんだんと老化が進んでいきます。

かく言う筆者も17歳になるトイプードルを飼っています。

食欲も旺盛で、朝晩3キロお散歩するほど体は元気なのですが、3年前から認知症により昼夜が逆転。深夜になると、トイレや空腹を知らせるため何度も夜鳴きをします。

本人ならず“本犬”は、昼寝をしていますが、我が家の人間たちは寝不足。もし私が高齢だったら、夜のお世話はそうとう肉体的にも精神的にもきついと思います。

ペットをこれから飼いたい方も、いまペットを飼っている方も、問題が起きた時の対策など含め、未来を見据えた飼育の仕方を頭に入れておきましょう。
 

ペット飼うために必要な知識あれこれ

まずは確認、きちんとペットのお世話ができますか?または、現在できていますか?
 

 
ペットを飼ううえで必要なこと
●新鮮な水を用意。ペットの種類に合うペットフードを適量与える。
●散歩や遊びなどの運動。運動不足などでストレスを感じると問題行動をおこすことが。
●ペットの数が増えないよう、子宮や卵巣などの病気予防のためにも犬や猫の不妊去勢。
●かかりつけの動物病院で健康診断や予防接種とノミやダニの予防。
 

 

犬や猫の平均寿命はいくつ?

一般社団法人ペットフード協会「平成30年全国犬猫飼育実態調査」によると、犬猫の平均寿命は、犬が14.29歳。猫は15.32歳と昔よりかなり伸びています。

犬は超小型犬や小型犬の方が大型犬より寿命が長く、猫の場合は家の外に出ない「室内飼い」の猫の平均寿命は15.97歳。「家の外に出る」猫の平均寿命は13.63歳と寿命に大きな差があるようです。

寿命が延びた主な理由は、予防医療を中心とした獣医療の充実や、飼育環境(室内飼い、フード)の進歩によるもので、今後もますますペットの寿命は延びると予想されています。
 

ペット保険に加入しましょう

ペットも高齢になるにつれ病気にかかりやすく、人間と違い健康保険がないので医療費が高額になります。

ペット保険の加入は、一般的には0歳から10歳程度までですが、ペットの高齢化に伴い12歳くらいでも加入できる商品もあるようです。ペット保険には早いうちから加入するようにしましょう。
 

飼い主に起こりうる問題と困ったときの解決法

高齢者ペット

シニアがペットを飼育するに際し、将来的に以下のような問題が起こるかもしれません。ご近所にかかりつけの動物病院を作り、飼育のことで困ったときには相談できるようにしておきましょう
 

 
飼い主に起こりうる問題
●体力が落ちてきて毎日の世話が大変。
●足腰が弱ってペットの毎日の散歩が大変。 
●体調を崩した、または検査入院をしなければならない。
●ペットが高齢で歩行困難や認知症になり介護が必要になる。
 

 
万が一の場合に備えて、親戚、ご近所、友人など、ペットを一時的に預けられる人を見つけておくと心強いですよね。

頼る人がいない場合は以下のサービスを利用しましょう。

ペットのお世話が頼めるサービス

民間事業所

預ける人がいない場合は、以下で紹介するペットシッターペットホテルなどを活用すれば、「ペットのお世話のプロ」がしっかりと面倒を見てくれます。

ペットシッター

飼い主の自宅まで来て、シッターがお散歩や食事の世話などをしてくれます。インターネットなど利用して信頼できるところを探しましょう。

ペットサロン(犬の美容院)

中型犬くらいになると自分で洗って乾かすのも大変な作業。ペットサロンでトリミングを頼めば、シャンプーやカット、爪切りや肛門絞り、耳掃除などをしてもらえます。

送迎サービスがあるペットサロンもあります。ご近所で行きつけの店を見つけておきましょう。ペットサロンを併設する動物病院も多いです。

なお、ほとんどのペットホテルが狂犬病の予防注射やワクチンを接種していることがお預かりの条件です。

また、預けるときのためにも、普段から犬や猫を飼う上での基本の「しつけ」をしておきましょう。

ペットと暮らせる高齢者向けの施設

老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの中には、ペットと共に同じ屋根の下、暮らせる施設もあります。

このような施設には、ペットが死亡時の火葬の手配や、飼い主の具合が悪くなった場合のペットの世話を代行してくれるところもあります。

入居条件、費用などは様々ですので、施設の見学、規約などをよく確認し、ペットと自分に合った施設を選びましょう。

ペット共生型賃貸住宅



ペット共生型賃貸住宅というペットと共に入居できる賃貸があります。共有部分には、足洗い場・トリミング台などのあるグルーミングルームやドックラン。お部屋にペットスペースや専用棚があったりと、ペットのための設備も充実しています。

入居者様同士の交流会の実施やしつけ相談など、入居後のフォローも手厚く行ってくれます。

ペット共生型住宅のことなら「アドバンスネット」
 

どうしてもご自分で飼えなくなった場合はどうする?

老犬・老猫ホームでお世話をしてもらう

1ヶ月~終生まで飼い主に代わりペットのお世話をしてくれます。施設によりますが小型犬で月々6万円程度(別途、病院や送迎代がかかります)。

ペットを預けた後も面会ができたり、近況報告をしてくれたり、里帰りができるのところも。できる限り預ける前に施設の見学をして納得できる施設選びをしてください。 

人の手にゆだねる

飼い主のご自身の健康上の問題や経済的な理由から、ペットのお世話を続けることが困難になるケースがあります。

社会問題にもなっていますが、「老老介護」や「認認介護」のようなことがペットと飼い主の間に起きてしまい、最悪の場合は、ネグレクト(ペットの世話せず放置する)に陥ってしまうケースもあります。

そのような悲しいことが起こらないためにも、どうしてもご自分でお世話をするのが困難になったら、行政機関の動物愛護相談センターなどに相談すると、新しい飼い主を探してくれるボランティア団体を紹介してくれます。
 

まとめ

たくさんの喜びや癒しを与えてくれるペットとの暮らしですが、飼い主にはペットの命に対して責任があります。ペットも飼い主であるご自身も、高齢になればなるにつれて健康面の心配事も増えてきます。どんな予期せぬことが起こるかも分かりません。

どうしてもご自分で飼えなくなることもあるかもしれない。そういった場合のことも考えたうえで、ペットが安全に生涯を過ごせる環境を用意してあげることが飼い主として大切なことです。

筆者:松尾まみ
学生時代より情報誌や雑誌で旅ライターを始め国内海外の取材歴8年。結婚と出産で休業。その後、オーガニック化粧品・食品の会報誌の編集を経てWEBに転身。介護、不動産、健康などの記事の執筆と高齢者向けサイト運営を12年。その間、自身も母の介護を経験しながら現在に至る。

  
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