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ペットボトルを楽しく振るだけ30秒!『整形外科医がすすめる!一生スタスタ歩けるフリフリ体操』

新刊

学研プラスから2022年2月24日(木)に『整形外科医がすすめる!一生スタスタ歩けるフリフリ体操』が発売されました。

■「歩く」だけでは不十分! 一生スタスタ歩くためには「肩と体幹」の強さが欠かせない

「もちろん、ウォーキングで脚を鍛えることはとても大切。でも、実はそれだけでは不十分です」と新体操日本代表のチームドクターとしても活躍する整形外科医・中村格子さん。

なぜなら「歩く」という動作は脚だけで行うわけではありません。上体を起こした姿勢を支え、前進するために腕を振る「肩と体幹」の筋力があって初めて、スタスタ歩くことができるのです。

そこまで重要なのにも関わらず、「肩と体幹」は見落とされがちで、衰えやすいもの。高齢になっても元気に動ける体でいるためには、意識してここを鍛える習慣が必須なのです。

そこで、中村さんが「医学的にもムリがなく、理にかなっていて、肩と体幹の強化にぜひ行ってほしい体操」と推薦するのが、本書で紹介する「フリフリ体操」です。

■ペットボトルを30秒振るだけ! 簡単なのに目覚ましい筋力アップが期待できる

フリフリ体操はその名の通り、ペットボトルを「フリフリ」するだけの簡単な体操。両手に水を半量入れたペットボトルを持ち、小刻みにフリフリ振ればOK!

家事や仕事の合間に、テレビを見ながら、好きな音楽に合わせてダンス感覚で行っても楽しめます。
年齢を問わずにできるので、親子で、お孫さんと、家族みんなで行えます。

それほど手軽な体操なのに、肩と体幹の筋力アップ効果は目覚ましいもの。シンプルな動きながら、「小刻みに」腕を振るというところにポイントがあります。

小さな動きは鍛えにくい肩まわりのインナーマッスルを刺激する効果が高く、また、上体がグラついていると小刻みに触れないので、自然と体幹の筋力を使って安定させることに。気軽にペットボトルを振っているつもりで、肩と体幹を自然にしっかり鍛えられるよう考えられているのです。

実際に体験した方からは、続けるうちに姿勢がよくなった、歩幅を広げてスタスタ歩けるようになった、さらには腰や肩の痛みが改善した、という喜びの声が寄せられています。

フリフリ体操の動きの基本は、たてに振る「たてフリ」、よこに振る「よこフリ」、たいこのように振る「たいこフリ」の3つ。小刻みに振ることで、肩と体幹の筋肉が効率よく鍛えられます。

■フリフリ体操のベースは、トップアスリートの体を育てた画期的なトレーニング法

フリフリ体操を考案したのは、長年、新体操日本代表のコーチとして、オリンピックや世界選手権など第一線で指導に携わってきた吉岡紀子さん。

吉岡さんが選手を強化するメソッドを試行錯誤するなかで生み出したのが、体を小刻みに動かすトレーニング法です。このトレーニングを練習に取り入れたところ、それまでなかったほど、選手たちの筋力がめきめきと鍛えられ、パフォーマンスが向上していきました。

そして、このトレーニング法を一般の方が手軽にできるよう、吉岡さんがアレンジしたのが、ペットボトルを持って行うこのフリフリ体操です。

新体操日本代表のスポーツドクターを務める前述の整形外科医・中村格子さんは、「吉岡さんのトレーニング法は医師から見ても優れており、驚きを持って注目していたもの。そこからアレンジしたフリフリ体操は、一般の方の肩と体幹の強化に、自信を持っておすすめできます」。

年齢を重ねても毎日を楽しむために、フリフリ体操で、一生スタスタ歩ける体を目指しましょう!

【著者紹介】
■整形外科医 中村格子
Dr.KAKUKOスポーツクリニック院長。日本オリンピック委員会(JOC)医・科学・情報専門委員会医学サポートスタッフ。新体操日本代表チームのスポーツドクター。『大人のラジオ体操』(講談社)など著書も多数。

■フリフリ体操考案者 吉岡紀子
(公財)日本オリンピック委員会NTC新体操専任コーチングディレクター。長年、新体操日本代表のコーチとして選手の育成・強化に携わる。オリンピックや世界選手権でもコーチを務めるなど、第一線で活躍している。

[商品概要]
『整形外科医がすすめる!一生スタスタ歩けるフリフリ体操』
著者:中村格子 吉岡紀子
定価:1,430円(本体1,300円+税10%)
発売日:2022年2月24日(木)
判型:A5 判/112ページ
電子版:あり ISBN:978-4-05-801756-2
発行所:(株)学研プラス

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