介護老人保健施(かいごろうじんほけんしせつ)とは、病気やケガで入院し、病状が安定したもののすぐに自宅に戻るのが難しい、といった場合に利用する施設で、老健(ろうけん)とも呼ばれています。
介護保険施設サービスには特養・老健・療養病床サービスがあり、中でも老健は病状が安定した方やリハビリを中心とした介護を受けながら在宅復帰を目指します。
ちょうど「病院と一般住宅の中間」的役割を果たしています。
入居期間は原則3か月。入所の条件は要介護1以上で入院や治療の必要がない人が対象です。
入居中は日常の介護を受けながら、医師や看護師による医療ケア、理学療法士などによるリハビリを受けながら生活を送ることができます。
こちらの記事もあわせてご覧ください。
■介護保険の施設サービスとは?(特養・老健・療養病床サービス)
介護保険サービスで利用できる施設には老健のほか、以下のものがあります。
■特別養護老人ホーム(特養)とは?
■介護療養型医療施設(療養病床)とは?
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(グッドライフシニア編集部)