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有料老人ホームを選ぶときに大切な7つのポイントとは?

有料老人ホームを選びポイント1

有料老人ホームの入居を考える際、どのような施設なのかをじっくり調べて、候補の施設を比較検討する必要があります。そのためには、資料請求や施設見学を行い、実際に住む生活を体感するためのステップを踏むことが大切です。
 
施設の種類によってどのような入居者を想定しているかが異なるため、施設のサービスや設備をよく吟味し、どのような生活を送っていきたいかを考えながら有料老人ホームを探すことが重要になります。

元気な方向けの老人ホーム

基本的に、住宅型有料老人ホームと健康型有料老人ホームは要介護度が低く、自立した生活を送ることができる高齢者の方を入居者として想定しているため、介護サービスを受ける場合には外部の介護事業者に個別にサービスを依頼することになります。

施設内の設備については介護付き有料老人ホームよりも優れているところが多く、心身の健康状態に問題がなく、充実したシニアライフを送りたいという方に適していると言えます。

介護が必要な方向けの老人ホーム

これに対し、介護付き有料老人ホームは施設側から介護サービスを受けることができ、介護にかかる費用も要介護度に応じた自己負担分を支払えばいいため、日常生活で介護を必要とする方に向いています。

老人ホームについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
有料老人ホーム(介護付き・住宅型・健康型)とは?
 

チェックすべき有料老人ホーム選びのポイント

1,費用について

まず、1番のポイントとなるのが予算面です。いったい毎月いくらの「費用」がかかるのか?民間の有料老人ホームでは、初期費用として入居一時金がかかります。さらに居住費、食費、管理費、日常生活費や月額費用などがかかります。

公的な施設(老健・特養・療養型施設)は、入居一時金などの初期費用がなく、月額費用を毎月支払うという仕組みです。

民間の施設にも種類があるため、どの施設を選択するかによって費用に大きな差が出てきます。無理のない料金設定で、安心して住むことができる施設を選択することが大切です。

費用については、有料老人ホーム(介護付き・住宅型・健康型)入居にかかる費用をご覧ください。

2,地域や周辺環境

施設が立地している「地域」は、施設選びの際に大切になるチェックポイントです。介護を必要としない方の場合は、「自立した生活を送りたい」、「慣れ親しんだ場所で暮らしを継続したい」方が多いので、なるべく今ある家の近くで探すのが良いでしょう。遠方のご家族の近くに探すときには、環境の変化を考慮の上、施設を選択するようにしましょう。

介護付き老人ホームの場合は、娘さんや息子さんなど面会に通われるご家族の家からあまり離れていないエリアで探すのが最適だと思われます。また、施設が立地する地域によって、費用面に差が出てきます。地域と費用面を合わせて、ベストな施設選びをしましょう。

3,食事

食べることは健康の源!毎日の食事は高齢者にとって大きな楽しみ、どのような料理が提供されるのか重要視したいポイントですよね。

なかには旬の素材を生かした、レストラン顔負けの豪華な料理を提供する施設もあります。

施設内の厨房で管理栄養士による食事の提供なのか、和食と洋食の選択ができるのか、好き嫌いにも対応してくれるのか、イベント時や季節のメニューがあるのかなどの確認をしましょう。

きざみ食や介護食の対応があるのかも聞いておきましょう。

4,施設スタッフの質

入居し生活する際に、最も触れ合う機会が多いのが“施設スタッフ”です。そこで働くスタッフの雰囲気は良いか?自分に合っているか?など、施設で心地よい生活を送るために大切な要素です。

親切且つアットホームな雰囲気を提供してくれるスタッフがいる施設であれば、穏やかで安心した暮らしを送ることができるでしょう。施設見学の際、実際のスタッフの対応もチェックすることが大切です。

5,ケア・医療体制

老人ホーム選びポイント

安心してシニアライフを過ごすためには、施設でどのようなケアを受けることができるか事前に見て調べる必要があります。老人ホームの場合は、国が定める最低基準は、入居者3人に対し介護スタッフ1名以上です。スタッフが多ければ多いほど、手厚い介護を受けることが可能になります。

また、体調面を考慮した際、医療体制も重要なポイントです。特定の持病や疾患などがある場合は、対応してくれる施設なのか確認する必要があります。看護師が常駐しているのか、提携の医療機関が近隣にあるのか、緊急時の対応はどのようになっているかなど、医療体制がどれだけ整っているのチェックしましょう。

6,設備・リクレーションなど

介護付き老人ホームの場合は、施設の設備がしっかりとしているかどうかも重要なチェックポイントです。医療・介護に関する設備や、共有の設備。またイベントなどの娯楽面も整っているかも確認しましょう。

車椅子を使用した際、廊下や居室内でじゅうぶんに動くことができるスペースがあるかどうか・ドアは開けやすい形状であるかどうか・床の材質は滑りにくいものであるかどうか。

散歩をする庭や景色を眺めることができるバルコニーがあるかどうか・緑が多い環境かどうかなど、充実した生活を送ることができるかの判断が必要です。

7,施設やほかの入居者の方の雰囲気

その他、考えておく必要があるのは入居後の生活についてです。入居後、有料老人ホームに住むほかの入居者の方や職員と多岐にわたって交流することになります。

そのため、施設の雰囲気が自分に適しているかもよく考えておく必要があります。パンフレットを取り寄せるだけでなく、実際に足を運び、自分の目で施設の様子がどうかを確かめておくことが重要と言えるでしょう。

7,要介護度が上がった場合

入居後に要介護度が上がった場合でも住み続けることができるかも考えておく必要があります。現在の心身の健康状態に問題がなくても、入居後に要介護度が上がってしまい、入居時と同じ生活を送れなくなった場合には、退去や転居が必要な場合があります。

そのため、入居前にはそうした将来のことについても相談し、どのくらい住み続けることができるかも視野に入れておく必要があります。
 

資料請求・見学・可能なら体験入居も検討

気になる物件を比較して検討して、ある程度の目星がついたら、資料請求でパンフレットを取り寄せましょう。

資料は無料で取り寄せることが可能です。施設の特徴をはじめ、運営の方針、料金、サービス内容、交通アクセスなどがわかりやすく記載され、施設内の様子が写真で掲載されています。

複数の施設のパンフレットを集め紙面で比較を行い、自分に合っているかどうかを検討してください。資料請求から気に入ったホームが見つかったら、実際に見学をしましょう。

気に入った老人ホームが見つかったら、入居する前に体験入居をしてみるのもよい方法です。

体験入居を通じて、日常生活やサービスの質、施設の雰囲気やスタッフの対応など、実際の様子を見て判断することができて、入居後の生活がイメージしやすくなります。

入居に関する重要な点を考慮し、最終的な決断を下す際にはご家族や関係者の方に相談することも忘れずに。しっかりと検討し、安心して新しい生活をスタートできるようにしましょう。

(グッドライフシニア編集部)


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