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有料老人ホーム(介護付き・住宅型・健康型)入居にかかる費用

それぞれ入居するにあたり、必要になる費用の内容をわかりやすくまとめました。また、各施設の違いとあわせて、費用面と選び方のポイントを説明していきます。

有料老人ホームの種類は3つ

有料老人ホームには、介護付き・住宅型・健康型有料老人ホームの3種類があります。60歳以上、もしくは65歳以上という入居年齢の条件を設けており、さらに身体条件によって入居可能な施設の種類が異なります。

高齢者施設は入居する施設のタイプにより必要な費用が異なります。身体の状態・予算とあわせて無理のない選択をすることが大切です。必要な費用は主に5つに分類されます。

有料老人ホームについて詳細は有料老人ホーム(介護付き・住宅型・健康型)とは?をご覧ください。

施設入居に必要な費用

有料老人ホームの入居には、以下のようなものが必要となります。

入居一時金

入居一時金は、老人ホームに入居する期間をあらかじめ想定し、その期間分の家賃などの全部、または一部を入居前にまとめて支払うことにより月々の利用料を抑える仕組みです。

金額は施設ごとに異なり、相場は0円~約数千万円と幅広くなっています。

一時入居金が0円だったり、0円のプランを選択することができる施設も増えてきましたが、この場合は、入居一時金として前払いのお金がない分、月額料金は高めに設定されています。

支払い済の入居一時金は、施設ごとに決められている償却率・償却期間により、毎月一定の金額が償却されていきます。もし、償却期間が終わらないうちに施設を退去する場合は、未償却分は手元に返ってきます。また、予定の期間を超えても引続き支払いを行えば継続して住むことは可能です。

月額利用料の内訳

月額利用料とは、入居してから毎月支払う家賃、共益費、水光熱費、食費、備品代などの費用のことを指します。施設により大きく異なり、施設の立地・居室のグレード・サービスなどが関係し費用に差が出てきます。

・管理費
管理費に含まれる項目は施設により変わってきます。夫婦で一緒に入居した際などに加算されることもあります。

・食費は、公的な施設の場合だと、基本的に1日3食分が含まれています。食べても食べなくても1日分として請求されます。外泊や入院などが続く場合は、事前に申請をすれば請求されることはありません。

食費は施設ごとに支払い額が異なります。たとえば、1食毎で計算して食費として請求する施設・外出や外泊などで食べなかった食事があれば差し引いて請求するなど様々です。

・光熱費や通信費は、基本的に自己負担で支払いをします。支払方式は施設によって異なり、管理費に含まれている場合もあります。

・介護サービスや有料サービス
有料老人ホームに入居しても「在宅(居宅)サービス」が自己負担額も1割(一定以上の所得者は2割)で受けられます。ただし、入居先により支払い額や支払い方法が違うので確認をしましょう。有料サービスを利用した場合は施設に利用料を支払います。

・実費負担(日用品費・医療費)

施設に入居した後、個人で負担する費用があります。主に、日用品費・医療費などです。

・日用品費
個人で使用する消耗品や嗜好品が、日用品費にあたります。たとえば、歯ブラシ・石鹸、本やお菓子などです。
民間の施設の場合は、おむつ代も個人負担になります。介護保険施設の場合だと、おむつ代は施設サービス費に含まれるため、個人負担にはなりません。

・医療費
診察費や薬代、通院にかかる交通費については、個人負担になります。通院サポート費として、交通費などが管理費に含まれている場合もあります。

これらの費用は施設運営をする事業所により異なるため、内訳とあわせて確認が必要です。

それぞれの特徴と費用

介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホーム、それぞれの主な特徴や費用についてご説明いたします。

介護付き有料老人ホーム

介護付有料老人ホームでは、入居前に支払う入居一時金(入居一時金を設けていない施設もあります)と、入居後に支払う月額費用が主な費用となります。

入居一時金は高額に見えることが多いですが、入居年数分で割るとそこまで高くないというケースが多く、一度支払えばその期間分の家賃等は発生しないので、数字に惑わされずに費用を計算しておくことが重要になります。

万が一想定入居年数よりも早く退去することになった場合には、実際に住んだ分の年数を差し引いて入居一時金が返還されるので、その点でも安心できます。

月額費用は、一般の賃貸住宅と同様に食費や光熱費等、1ヵ月ごとの生活にかかる費用のことを指します。この月額費用に加え、介護が必要な場合には、毎月定額の介護サービス費が発生します。

介護付有料老人ホームから提供される介護サービスは介護保険の給付対象のため、介護サービス費は要介護度に応じた自己負担分を支払うことになります。

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームも介護付有料老人ホームと同様に、入居前に支払う入居一時金(入居一時金を設けていない施設もあります)と、入居後に支払う月額費用が主な費用となります。

介護付有料老人ホームとの費用における最大の違いは、介護サービスの有無になります。介護付有料老人ホームの場合、施設から提供される介護サービスを要介護度に応じて毎月定額で受けることができました。

一方、住宅型有料老人ホームの場合、施設側から介護サービスの提供はなく、外部の介護事業者と入居者が個別に契約を結ぶことになります。そのため、入居者は毎月定額の介護サービス費を支払うのではなく、利用したサービスに応じて介護事業者に費用を支払うことになります。

入居者に適したケアプランを選択できるため、介護付有料老人ホームよりも介護サービスの幅が広がるのが特徴と言えるでしょう。その反面、要介護度に応じた介護保険の対象額を超える介護サービスを利用する場合には、入居者が超過分の費用を支払う必要が生じます。

健康型有料老人ホーム

介護付有料老人ホームと住宅型有料老人ホームと同様に、入居前に支払う入居一時金(入居一時金を設けていない施設もあります)と、入居後に支払う月額費用が主な費用となります。

また、住宅型有料老人ホームと同じく、施設側から介護サービスの提供は行われないため、介護サービスが必要な場合には入居者が外部の介護事業者と契約を結び、利用した介護サービス分の費用を支払うことになります。

介護付有料老人ホームと健康型有料老人ホームとの費用面での違いとしては、入居一時金の高さが挙げられます。一般的に、健康型有料老人ホームの入居一時金は3つの施設のなかで最も高くなる傾向があり、その額は数千万円に上るところもあります。

これは、健康型有料老人ホームが健康に過ごせる高齢者の方を入居対象に指定しており、その分想定入居年数が長くなることに起因していると考えられます。また、プールやフィットネスクラブなど、施設内にさまざまな設備が設けられており、その維持費として高額になるケースも想定されます。

まとめ

有料老人ホームには3つの種類があるため、入居者の心身の健康状態に合わせて施設を選ぶことができます。自立している方は施設内の設備やレクリエーションなどをポイントに、要介護度が高い方はサービス内容を重視して選択するとよいでしょう。

入居一時金を支払った場合には月々の家賃負担は減少されるので、額面に惑わされず一度費用を計算してみることも大切です。
それぞれの特徴をふまえてご自分のあったホーム選びをしてください。


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