90歳作家の人生知恵が満載！前向きなシニアのひとり暮らしの極意
作家・阿刀田高さん（90歳）が、高齢者の機嫌のよいひとり暮らしをテーマに、人生を豊かにする知恵とコツを軽妙に綴ったエッセイ集『90歳、男のひとり暮らし』のご紹介です。
奥様が介護施設に入居されてから自宅で単身生活を送る阿刀田さん。「何事も“まあまあ”ならそれでいい」「老いてこそユーモア」をモットーに、老いを受け入れながら前向きに生きる老境の日々が綴られています。
本書は、身だしなみチェック、手抜き料理術、通販での失敗談、落語や源氏物語の楽しみ方、亡き人々や奥様への想いなど、衣食住から心の持ちようまでを網羅。
90年の人生で積み重ねた滋味豊かな経験と知恵は、これからシニアのひとり暮らしを始める方や、老後の生活をより豊かにしたいと考える60歳以上の読者へ、心強く、気持ちを明るくしてくれるヒントが満載です。
人生を豊かにする「まあまあ」で「ユーモア」のある生き方
切れ味鋭い短編小説を900篇以上執筆し、『知っていますか』シリーズでも知られる阿刀田さんのエッセイは、老いによる変化を否定せず受け入れる姿勢と、軽やかなユーモアが魅力です。
本書は、刊行後すぐに読売新聞や中日新聞で紹介され話題となり、早くも重版が決定。雑誌「波」では、93歳の黒井千次さんとの対談や、80代の川本三郎さんの書評も掲載されており、同世代の著名人からも高い関心を集めています。豊かな老後を過ごすための心構えが詰まった一冊です。
【著者プロフィール】
1935（昭和10）年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995（平成7）年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。
2003年紫綬褒章、2009年に旭日中綬章を受章。2018年には文化功労者に選出された。
書籍情報
「90歳、男のひとり暮らし」
著者：阿刀田高
発売日：2025年9月25日
定価：1,870円（税込）
ISBN：978-4-10-603935-5
（グッドライフシニア編集部）
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