高齢者・老人はイヤ!
「老いの工学研究所」による、20歳〜87歳の男女851名(男性424名/女性427名)を対象にした、高齢者の呼称についての調査結果(2014年実施)です。
●ポジティブだと感じる言葉(年齢別)
全世代で、高齢者のポジティブだと感じる呼称は「シニア」。しかし、その割合は年齢が上がるほど減少していき、70歳代で3人に1人が、80歳代では半数以上が、ポジティブな言葉として「シニア」を選択しませんでした。
また、20歳代の若者の37%が「シニア」をポジティブだと感じる呼称とし、21%が「じいさん・ばあさん」を選ぶ結果が出ました。
●ネガティブだと感じる言葉(年齢別)
高齢者のネガティブだと感じる呼称は「老人」が最も多く、それが、年代が上がるにつれてネガティブだと感じなくなる一方、「じいさん・ばあさん」がネガティブに感じる人が増え、嫌がられる言葉であることが分かります。
それにしても、この調査結果のじいさん、ばあさん、年寄りの頭に、”お”を付けて、おじいさん、おばあさん、お年寄り、としたら結果が少し変わったかもしれませんよね?
おすすめ関連記事
「シニア」「シルバー」「高齢者」と呼ぶのは何歳から?65歳以上の年齢認識調査
(グッドライフシニア 編集部)
参考:老いの工学研究所「高齢者の呼び方に関する調査」