老後はどこに住む?シニアに人気の住まいタイプと選ばれる理由
「田舎の平屋でのんびり暮らしたい」「便利な駅近マンションで快適に」「子どもに迷惑をかけたくないから施設へ」──老後の住まいに対する理想は人それぞれです。
今回は株式会社AlbaLinkが、2023年に全国の男女500人を対象に実施したアンケート調査をもとに、シニア世代が望む老後の住まい像をランキング形式でご紹介します。
7割以上が「老後は持ち家がいい」と回答
「老後は賃貸より持ち家に住みたい」と回答した人は70.8%にのぼりました。
- ローンを完済した家なら安心して暮らせる
- 将来的に売却して資金にできる
- リフォームして住みやすくできる
一方、賃貸には以下のようなメリットがあります。
- 管理の手間がない
- 相続問題を避けられる
- 立地の選択肢が広い
住みたい住宅タイプランキング
老後に住みたい住宅タイプを尋ねたところ、次のような結果になりました。
- 一戸建て(243人)
・自然に囲まれた平屋に住みたい
・隣室を気にせずリラックスして暮らせる
・ガーデニングなど趣味を楽しめる - サービス付き高齢者向け住宅(58人)
・自由に暮らせて、必要なときはサポートも
・定期的な安否確認があると安心 - 分譲マンション(53人)
・セキュリティや管理面が安心
・段差がなく生活しやすい - 通常の賃貸住宅(52人)
・立地重視で柔軟に引っ越せる
・相続や管理の負担を避けられる - 有料老人ホーム
・プロのサポートを受けられる
・家族に迷惑をかけたくない - シニア向け分譲マンション
・見守りや緊急対応サービス付き
・住人同士の交流がしやすい - シニア向け賃貸住宅
・バリアフリー対応で安心
・同世代が多く交流しやすい
まとめ|老後の住まいは「ライフステージ」に応じた選択を
アンケート結果からは、「安心して暮らせる環境」と「将来を見据えた柔軟な選択肢」の重要性が浮かび上がります。
・健康なうちは便利な場所に住む
・介護やサポートが必要になったら施設へ住み替え
老後の住まいは一度決めて終わりではなく、「段階に応じた住み替え」を考えることがカギです。
こんな方におすすめの記事です
- 現在の住まいが広すぎて悩んでいる方
- 高齢の親の今後について考えているご家族
- 老後のライフスタイルに合わせた住み替えを検討している方
将来の安心のためにも、今から情報収集を始めてみましょう。
(グッドライフシニア編集部)