イチイのシニア住まい&健康情報

グッドライフシニア
 

定年後も活躍!60歳以上のシニアが働くメリットと仕事選びのヒント

定年後も働く

「年金だけでは不安」「毎日が退屈になりそう」「健康を保てるか心配」——定年後、このような不安を感じる60代・70代の方は少なくありません。しかし今、60代・70代でも「自分らしい働き方」を選び、社会で活躍し続ける方が増えています。

この記事では、シニアが働くことで得られる【経済】【社会参加】【健康】という3つの大きなメリットと、年金を減らさずに賢く働くための方法や仕事を見つけるヒントをご紹介します。

 

1.定年後も活躍!シニアの働き方とその3つのメリット

「定年後、自分にできる仕事があるかな…」と不安に感じる方もいるかもしれません。
でも実は、働く理由は「収入」だけではなく、経験や知識を活かしたい、社会とつながっていたいといった前向きな目的も多くあります。

定年後に働くことで得られる3つのメリット(経済・社会参加・健康)は以下の通り。

1.経済的なメリット

年金だけでは将来が不安…という方にとって、収入が少し増えるだけでも家計の見通しは立てやすくなります。

生活費の不足分を補えるほか、趣味や外出に回せる余裕が生まれるのも大きなメリットです。たとえば、月に数万円でも収入が上乗せできると、医療費や家賃など毎月の支出が読みやすくなり、気持ちの負担が軽くなるでしょう。

2.社会的なメリット

仕事は、社会との接点や人とのつながりを保つきっかけになります。

世代の違う人と関わることで刺激が生まれ、経験が誰かの役に立つ場面も増えていきます。週に数日だけでも「行く場所」ができるだけで会話の機会が増え、孤立を防ぎやすくなるのもポイントです。

3.健康面のメリット

無理のない範囲で働くことは、生活リズムを整えたり、体を動かす機会を増やすことにつながります。

人と話す・外に出る習慣ができることで、心身の活力を保ちやすくなる点も見逃せません。通勤や軽い作業が“自然な運動”になり、運動不足の予防にも役立ちます。

より具体的な収入の目安や、住まい・家計とのつなげ方まで知りたい方は、下記の記事で詳しく解説しています。
【定年後もイキイキ働く①】60代・70代が働く「3つのメリット」とは?
 

2. 年金を減らさない!働き方と収入の賢い調整法

年金を減らさずに働く

「せっかく働くなら、年金が減ってしまうのは避けたい…」そう思う方も多いと思います。

働きながら年金を受け取る場合、「在職老齢年金」の仕組みにより、給与と年金(老齢厚生年金)の合計が一定額を超えると年金が一部調整されることがあります。
ただ、ポイントを押さえれば、年金を大きく減らさずに収入を得ることは十分可能です。

年金が調整されるかどうかは、月収+月額換算した賞与+老齢厚生年金の合計で判定されます。
(2025年度時点)この合計が月51万円以下であれば、原則として年金は全額支給されます。

年金を減らさずに働くコツは、次のような点を意識して収入と働き方を調整することです。

  • 勤務日数・勤務時間を調整して、月の収入をコントロールする
  • 賞与がある場合は月額換算されるため、給与だけでなく賞与も含めて考える
  • 不安がある場合は年金事務所などで確認し、手取りと生活費のバランスを見て働き方を決める

在職老齢年金のボーダーラインや、具体的な考え方・ケース例は、こちらでまとめています。
【定年後もイキイキ働く②】年金を減らさずに働くには?収入のボーダーライン

必要に応じて、制度の概要を先に確認したい方はこちらも参考になります。
在職老齢年金とは?年金が減らない働き方と計算例を解説
 

3.自分に合った仕事を見つける!シニアの仕事選びに役立つヒント

「定年後も、何か新しいことに挑戦したい」「社会とつながり続けたい」──そんな気持ちを持つシニア世代が増えています。

仕事選びを考えるとき、もちろん収入は大切ですが、それ以上に「自分にとってのやりがい」や「どんな働き方なら健康を維持できるか」、「無理のない生活リズムで続けられるか」といった視点が非常に重要になります。

【仕事選びのヒント】

  • 健康を保つ仕事選び:体を動かすのが好きな方は軽作業や清掃で自然に運動習慣を。人と話すのが好きな方は受付や講師など、脳を活性化できる仕事もおすすめ。
  • やりがい・社会貢献:長年の経験を活かせる講師業やコンサルタント。地域の見守りや送迎業務で、誰かの支えになる喜びを感じるのも良いでしょう。
  • 無理なく続ける生活リズム:短時間勤務、週数日勤務、在宅ワークなど、自分のライフスタイルに合った働き方を選びましょう。
  • 新しいことへの挑戦:未経験でも始めやすい仕事や、新しいスキルを身につけられる分野に挑戦してみるのも良い機会です。視野を広げてみましょう。

 
まずは「週何日働きたいか」「体力に無理はないか」「どんなことに興味があるか」など、ご自身の希望や条件を具体的に整理することから始めてみましょう。

無理のないペースで、生活に張りを与え、充実感を得られる仕事を選ぶことが、セカンドキャリア成功への大切な一歩となります。

「具体的にどんな仕事があるの?」「どこで探せばいい?」といった、さらに詳しい情報やシニア世代が仕事探しをするときに活用できる機関、趣味や特技を生かしたおすすめの職種については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
 
定年後の働き方を見つけよう!60代・70代に人気の職種&仕事探しのヒント

 
シニアが働くメリットは、経済的・社会的・健康的と実に多岐にわたります。「60代から始められる仕事」「年金を減らさずに働ける職種」など、知っておくと役立つ情報を取り入れて、自分らしいセカンドキャリアを見つけましょう。

◆参考文献
・内閣府「令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」「高齢社会白書」[1]
・日本年金機構「働きながら年金を受給する方へ」「令和6年4月分からの年金額等について」[2]

ライター鶴田智美筆者:鶴田智美
ホテル、人材業界での勤務を経て、出産を期にWEBライターとして活動を開始。大手ライフメディアサイト、女性向けグルメニュースサイトなどで食・暮らし関連の記事を執筆中。両親ともに元気ですが、将来に備えて介護について学んでいます。

シニアの生きがい関連記事
高齢者の趣味は生きがいに繋がる!アイデア6つとその重要性
自分で求めてつくる時代!高齢者の地域でのつながりづくり
人生100年時代を楽しむ!生涯学習で活き活きシニアライフを

 

タグ: , ,