78歳現役の料理研究家が超高齢化社会での「食」を見直す これからは「頑張らない台所」で「食べ力」を上げる
御年78歳、いまだ現役で活躍し、『徹子の部屋』や『ごごナマ』『あしたも晴れ!人生レシピ』にも出演し話題の料理研究家村上祥子(むらかみ・さちこ)先生。
2018年刊行のロングセラー『頑張らない台所~60歳からはラクしておいしい』が第7回料理レシピ本大賞inJapan2020のエッセイ部門を受賞しました。
■人生100年時代、シニアに向けた食の提案ひとりでも、ふたりでも、『頑張らない台所』
年齢を重ね、子どもが独立したり、「おひとりさま」になったり、食べる量も作る量も変わってきた……。誰かのための食事の支度がなくなり、自分のための食事となると「何でもいい」と思ったり、「台所にたつのがおっくうになった」と感じる人も多いです。
そのような人生のステージを迎えた方にどうしたら料理がしたくなるのか、どんなレシピなら食べたくなるのか、頑張らないけど、きちんと栄養の取れる食のコツを伝授したのが本書です。それは村上先生の経験から行き着いた食に対する向き合い方でもあります。
■夫に先立たれ、病に冒されながらも「食べる」ことを諦めない
最愛の夫を亡くしたショックから食事が喉を通らなくなった日々がありました。料理研究家であるにも関わらず、食べられずに痩せてしまっては元も子もない……。さらに大病を患うなど辛い時期が続きました。そんな状態でも毎日の食事の支度を続けるには、簡単でシンプルであること、そう感じたといいます。その経験がこの「頑張らない台所」に活かされ、現在もお元気にご活躍されています。
■様々なメデイアに出演し村上流の「頑張らない台所」が反響
「徹子の部屋」(テレビ朝日)をはじめ、「ごごナマ」(NHK)、「あしたも晴れ!人生レシピ」(NHKEテレ)に出演し、村上先生のご自宅のキッチンや簡単にできるレシピが紹介されると反響がありました。コロナ禍でおうちで過ごす時間が増え、必然と食事の支度の回数が増えて大変という方にも、村上流の「頑張らない台所」を実践して欲しいと願います。
【目次】
大家族が、やがておふたりさま、おひとりさまに
第1章 シンプルキッチンの作り方
第2章 簡単・おいしい料理のコツ
第3章 食べることから始まる体力作り
第4章 おいしく食べて楽しく生きる
第5章 シンプルキッチンの作り方
食べることは生きること
【著者プロフィール】村上祥子(むらかみ・さちこ)
料理研究家。管理栄養士。公立大学法人福岡女子大学客員教授
1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を15年担当。
治療食の開発で、油控えめでも一人分でも短時間においしく調理できる電子レンジに着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者となる。
日本栄養士会主催の特別保健指導にも講師として参加する。電子レンジ発酵パンの開発者であり、バナナ黒酢の生みの親。食べることで体調がよくなるたまねぎの機能性に着目。たまねぎ氷を開発し、注目を集めている。
これまでに出版した著書は400冊、750万部にのぼる。
【書籍概要】
書名 :頑張らない台所~60歳からはラクしておいしい~
著者 :村上祥子
発売日 :2018年12月8日
販売元 :株式会社大和書房
価格 :本体1400円+税
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