松戸市の街情報｜水戸街道の宿場町として発展、情緒あふれる首都圏の住宅都市（千葉県）

千葉県松戸市への移住・転居に役立つ街紹介

千葉県の中でも東京に近く都会的なイメージのある松戸市ですが、実は古き良き情緒を感じられるお寺や渡船があり、正反対の魅力も持ち合わせています。

シニア世代には「マイホーム借上げ制度」が推進され、幅広い子育て支援も実地され「子育てしやすい街」で上位ランキング。高齢者にもファミリーにも優しい住みやすい街です。

今回はそんな松戸市についてご紹介していきます。
 

松戸市ってどんなところ？

松戸市は千葉県の北西部に位置し、東京都心から約20km、電車で約30分の距離にある首都圏の住宅都市です。人口は約49.2万人（令和元年９月１日現在）で、千葉県内では市川市に次いで第４位の規模を誇ります。

江戸時代には江戸と水戸との間に位置する松戸に水戸街道が整備されたことで、宿場町として発展しました。徳川将軍家や水戸徳川家とのつながりが強く、市内ではゆかりのある神社や重要文化財を楽しむことができます。

上野東京ラインで都内へのお出かけも楽々

松戸市には８本の鉄道路線が通っています。
中心となる松戸駅には東京・新橋・品川方面への直通運転を実現した上野東京ライン（JR常磐線の一部列車）も走り、都内へのお出かけに便利。

駅のバリアフリー整備工事も2018年度に完成し、障害のある方や高齢者の方が利用しやすい駅となっています。

松戸市のみどころ

旧徳川家松戸戸定邸

旧徳川家松戸戸定邸（とじょうてい）は、1884年4月に前水戸徳川家当主・徳川昭武(あきたけ)が中心となり建てた大規模和式住宅です。
その歴史的価値が高く評価され、2006年には国の重要文化財に指定されました。

広々とした敷地に悠然とたたずむお屋敷は、中の様子を見学することができ、明治時代の暮らしを肌で感じることができます。
また、外には国の名勝に指定されている本格的な日本庭園が広がり、四季折々の自然を楽しめるのが魅力です。

矢切の渡し

江戸川沿岸に位置する松戸市矢切と葛飾区柴又を結ぶ、唯一現存する農民渡船です。

1982年に歌手の細川たかしさんが歌った『矢切の渡し』が大ヒットしたほか、柴又を舞台にした映画『男はつらいよ』にも登場し、一躍有名になりました。

お天気の良い日に、寅さんになった気持ちで乗船してみてはいかがでしょうか。

21世紀の森と広場

千駄堀池周辺の貴重な自然を活かして作られた都市公園です。
東京ドーム10個分を超える50.5haもの広大な敷地を持ち、豊かな自然を楽しめる広場や自然観察舎があります。

博物館やBBQのできる森もあり、幅広い年代の方が楽しめる憩いの場所となっています。

常盤平さくらまつり

毎年４月の第一土曜・日曜に開催され、松戸市民はもちろんのこと、関東近県からも多くの来場者が訪れる大規模なさくらまつりです。

日本の道100選にも選ばれた「常盤平さくら通り」を会場として約2kmが歩行者天国となり、露店が軒を連ねます。

満開の桜を見ながら屋台グルメを味わったり、鼓笛隊や神輿のパレード、ダンスなどのパフォーマンスを楽しんだりと、春の思い出づくりに訪れたいイベントです。
 　

松戸市への移住・転居に役立つ情報

JR常磐線の線路沿いから徒歩圏内に賃貸物件が多くあり、都内へのアクセスの良さと家賃節約の両方を叶えやすい地域です。松戸や吉井町、南花島といった地域では1Kや1LDKのアパートが6万円以下、新松戸周辺では2LDK・3LDKといったファミリー層向けの賃貸物件を6万円～10万円程度の予算で探すことができます。

松戸市の平均家賃

マイホーム借上げ制度で住み替えを応援

松戸市では「子どもが独立し、家が広くなった」「空き家になっている持ち家を有効活用したい」といったシニア世帯を対象に、持ち家を借上げ、子育て世帯などに転貸する「マイホーム借上げ制度」が推進されています。

これにより、シニア世帯は持ち家を売ることなく安定した賃料収入を得ることができます。また、ゆとりのある家に住みたい子育て世帯にとっても、敷金なしで良質な物件を借りることができるのが嬉しいところ。ライフステージに合わせ、積極的に活用していきたい制度です。

松戸市は子育てしやすい街ランキング上位！

松戸市は「やさシティ、まつど。」をスローガンに掲げ、子育てしやすい街づくりに積極的に取り組んでいます。小児医療体制や親子の遊び場の充実、子育てに関する相談・アドバイスを受けやすい体制の整備などをはじめとして、幅広い子育て支援が実施されています。

日経DUALが発表している「共働き子育てしやすい街ランキング」でも常に上位にランクイン。子育てにやさしい街として、高い評価を得ています。

高齢者福祉にも積極的

松戸市では、千葉大学予防医学センターと共同研究を行い、住民全体の健康寿命を延ばす介護予防活動を推進。
全国に先駆け、都市部ならではの特徴を活かした介護予防モデルの開発に積極的に取り組んでいます。

また、平成30年度には「誰もが出番と居場所のある地域」を目指し、各地でフォーラムを開催。
一人ひとりが役割を持って参画できる地域づくりにも力を入れています。

さらに、生活や介護に困った際に気軽に相談できる「福まる（福祉まるごと相談窓口）」も設置されています。
一人で抱え込まず、助けを求めやすい環境となっています。

松戸市でシニアにおすすめの住まい

松戸市で高齢者向け住宅への居住を検討されている方には、バリアフリー設計で、緊急駆けつけサービスなどがついた高齢者向けの賃貸住宅をおすすめしています。

物件によっては、安否確認やコンシェルジュによる生活相談サービスなども実施し、暮らしの安全水準向上に努めています。

近年は、子ども世代による親の「呼び寄せ」や「近居」などの生活スタイルにも適応していることから、需要の高まりが予想される高齢者専用の賃貸住宅です。

施設情報

 
上記の物件・施設にご興味のある方は、お気軽に資料請求・個別見学会をお申し込みください。

松戸市MAP

文：熊戸まこ（ライター）
学習院大学法学部政治学科卒業。IT企業に3年間勤め、退職後はライターとして高齢者の介護や福祉、健康分野の記事を執筆しています。
福祉分野の専門性を高めるため、現在は介護施設で働きながら社会福祉士の国家試験に向けて養成施設で学んでいます。

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タグ: 千葉県, 有料老人ホーム, 街紹介