薬との上手な付き合い方
処方の通りに正しく服用する
薬を自己判断で勝手に多くしたり、症状が軽くなったからといって無断で中止したりすることは大変危険。
治りかけた病気をまた悪化させることもあります。医師から処方された薬は飲む量・期間をきちんと守り、正しく服用しましょう。
飲み忘れ・飲み間違いを防ぐ
高齢者の方は、加齢に伴って目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったりすることにより、薬の見間違い・聞き間違いが増えてきます。
処方された通りに正しく服用できるよう、ご本人にとってわかりやすいだけでなく、周囲のサポートする側にとっても管理しやすいよう、下記のような工夫をしていきましょう。
・一度に飲む薬がわかりやすいよう、薬の一包化を医師に相談する
・お薬ケースや服薬カレンダーなどを活用する
・お薬ケースや服薬カレンダーなどを活用する
お薬手帳を1冊にまとめ、医師・薬剤師に正確に伝える
薬を処方してもらう際には、医師・薬剤師に自身の病気と薬を全て把握してもらうことが大切です。サプリメントなどの市販薬も含め、正確に伝えましょう。
特に複数の医療機関にかかっている場合には、薬が重複したり増えすぎたりしないよう、お薬手帳を1冊にまとめておくと安心です。
まとめ
新しい薬の服用を始める時に疑問がある場合は、事前に医師や薬剤師に聞いておきましょう。
若い人でもたまに「薬を飲んだか、飲んでないか」分からなくなることがありますよね。持病などで長期に渡り何種類もの薬を服用している高齢者は特に注意が必要。飲み間違いを起こすリスクも高くなります。
ご家族や周囲の人がきちんと服用しているかサポートしてあげてください。
また、薬を飲んだ後に何かいつもと違う症状を感じる時には、服用をやめて薬を処方してもらった病院を受診してください。
筆者:熊戸まこ(くまど・まこ)
学習院大学法学部政治学科卒業。IT企業に3年間勤め、退職後はライターとして高齢者の介護や福祉、健康分野の記事を執筆しています。福祉分野の専門性を高めるため、現在は社会福祉士の国家試験を取得しています。
学習院大学法学部政治学科卒業。IT企業に3年間勤め、退職後はライターとして高齢者の介護や福祉、健康分野の記事を執筆しています。福祉分野の専門性を高めるため、現在は社会福祉士の国家試験を取得しています。
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