
渋谷区への移住・転居に役立つ街紹介
渋谷区は、流行や文化の発信地として知られる一方、高級住宅街から親しみやすい住宅街まで多彩な住環境が広がる、都内でも人気の高いエリアです。
交通アクセスや商業施設、医療機関、公園なども充実しており、利便性と暮らしやすさを兼ね備えています。
今回は、渋谷区の特徴や人気住宅街、家賃相場、福祉サービスなど、移住・転居に役立つ情報をご紹介します。
渋谷区ってどんな街?

渋谷区は東京都23区の西南部に位置し、面積約15.11㎢、人口約23万8千人(2024年時点)です。
渋谷区の顔となる渋谷駅周辺は、商業・オフィス機能が集まる東京を代表する繁華街です。渋谷ヒカリエや渋谷スクランブルスクエア、渋谷ストリームなどの大型複合施設が立ち並び、文化・ファッション・情報の発信地として発展してきました。
駅には、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線の9路線が乗り入れています。
新宿・池袋・品川・横浜方面へ乗り換えなしで移動できるほか、東京駅方面にもアクセスしやすく、通勤や通学、買い物、通院など日常の移動に便利です。
区内には美術館や劇場、医療機関、代々木公園などもあり、都市機能と自然の両方を身近に感じられる住環境も魅力です。
原宿や表参道、代官山、恵比寿など、ファッションや文化、グルメの発信地として国内外から多くの人が訪れるエリアが広がり、一方で、松濤や代々木上原、広尾などの閑静な高級住宅街や、幡ヶ谷・笹塚・初台といった生活利便性に優れた住宅街もあり、商業・文化・住環境が調和した街です。
大規模再開発が進む渋谷駅周辺
渋谷駅周辺では、JR・東急・東京メトロなどによる「渋谷駅街区プロジェクト」が進行しており、駅構内の動線改善やバリアフリー化、歩行者デッキの整備などが進められています。
再開発は2012年の「渋谷ヒカリエ」の開業を皮切りに、「渋谷スクランブルスクエア」「渋谷フクラス」「MIYASHITA PARK」などの大型複合施設が次々と誕生しました。
現在も2030年代の完成を目指して整備が進められており、駅周辺の利便性や回遊性はさらに向上する見込みです。
人気住宅街をエリア別にご紹介
渋谷区は、エリアによって街の雰囲気や住宅環境が大きく異なります。静かな高級住宅街、文化や街歩きを楽しめるエリア、日常の買い物に便利な住宅街など、暮らし方に合わせて選べる点が大きな魅力です。
松濤・代々木上原・広尾|落ち着いた高級住宅街
松濤は渋谷駅から徒歩圏内にありながら、邸宅や低層住宅が多く、静かな街並みが広がる高級住宅街です。渋谷区立松濤美術館などの文化施設もあり、都心の利便性と落ち着いた住環境を兼ね備えています。
代々木上原は、閑静な住宅街として知られ、駅周辺にはスーパーや飲食店、カフェなど日常生活に便利な施設がそろっています。小田急線と東京メトロ千代田線が利用でき、都心各方面への移動もしやすいエリアです。
広尾は、落ち着いた街並みと国際色豊かな雰囲気が特徴です。商店街や飲食店、医療機関などが充実し、有栖川宮記念公園にも近いため、利便性と緑のある住環境を求める方に人気があります。
代官山・恵比寿・神宮前|街歩きも楽しめる洗練されたエリア
代官山は、洗練されたショップやカフェが点在する一方、通りから少し入ると落ち着いた住宅街が広がります。おしゃれな街並みを楽しみながら、穏やかに暮らしたい方に人気のエリアです。
恵比寿は、恵比寿ガーデンプレイスをはじめ、商業施設や飲食店、文化施設が充実しています。駅周辺はにぎわいがありますが、少し離れると住宅街も多く、買い物や外食の便利さと落ち着いた暮らしを両立しやすい街です。
神宮前は、原宿・表参道に近いファッションや文化の発信地でありながら、路地に入ると低層住宅や小規模な店舗が並ぶ落ち着いた一面もあります。明治神宮や代々木公園にも近く、都心でありながら緑を身近に感じられるのが魅力です。
幡ヶ谷・笹塚・初台|生活利便性に優れた暮らしやすい住宅街
幡ヶ谷と笹塚は、商店街に活気があり、スーパーの数も多く親しみやすい雰囲気の街です。飲食店、医療機関など日常生活に必要な施設が充実。笹塚は京王線で新宿から1駅、幡ヶ谷は京王新線で新宿から2駅と、新宿への移動も便利です。スーパーや飲食店などの選択肢が多いため、渋谷区内では比較的、生活コストを抑えやすいエリアです。
初台は新宿に近く、京王新線を利用できる交通利便性の高い街です。東京オペラシティなどの文化施設やオフィスビルがある一方、周辺には落ち着いた住宅街も広がっています。
代々木・千駄ヶ谷|都心への近さと緑を兼ね備えたエリア
代々木・千駄ヶ谷は、新宿駅や原宿駅に近く、通勤や買い物に便利なエリアです。駅周辺にはオフィスや店舗が多い一方、明治神宮や代々木公園、新宿御苑にも近く、都心の利便性と自然の両方を身近に感じられます。
奥渋(奥渋谷)|渋谷駅徒歩圏とは思えない落ち着いた人気エリア
奥渋(奥渋谷)は、神山町や富ヶ谷を中心としたエリアの愛称です。渋谷駅から徒歩圏内でありながら、個性的なカフェやベーカリー、レストランが点在し、落ち着いた雰囲気が魅力。代々木公園や明治神宮にも近く、都心で自然を身近に感じながら暮らせることから、幅広い世代に人気があります。
渋谷区の人気スポット
渋谷スクランブルスクエア

渋谷駅直結、直上に位置する複合施設。ショップやレストラン、カフェなどの商業施設、産業交流を促す共創施設、オフィスゾーンなどがあります。
また、約230mという渋谷エリア一の高さを生かした展望施設も見どころです。
代々木公園

東京ドーム約11個分の敷地を誇る広大な公園。四季折々の自然や生物の姿を楽しむことができ、高さ15m~30mにもなる噴水や夜桜のライトアップなども魅力的です。
物産フェアやグルメフェスティバルなど、さまざまなイベントの会場としても活用されています。
コスモプラネタリウム渋谷
渋谷区文化総合センター大和田の12階にあるプラネタリウムです。大人向けの教養番組やクラシック音楽をテーマにしたプログラムが多く、落ち着いた雰囲気の中で宇宙や科学の世界を楽しめます。最新の映像技術を使ったプログラムは感動的で、都心にいながら知的好奇心を満たしたいシニアに人気です。
東郷神社
原宿の賑わいから一歩入った場所にある、静謐な空気に包まれた神社です。日露戦争で活躍した東郷平八郎元帥を祀り、東郷元帥ご夫妻が長寿を全うされたことから、夫婦和合と長寿の神様としても有名です。都心生活の傍らで心穏やかに過ごしたい、歴史に関心のあるシニア層にとって、参拝する価値のあるスポットです。
駒テラス西参道

2023年6月にオープンした「駒テラス西参道」。こちらは公益社団法人日本将棋連盟と渋谷区が協力して完成させた、将棋を通じた街づくりを推進する施設です。
広い空間を利用し、さまざまなイベントや将棋教室、カフェの営業。日本将棋連盟公式のYouTubeの収録や配信などを行っています。
イベントなどを実施しない時間帯はレンタルスペースとして貸出し、将棋を通じた知的な交流や、世代を超えた新たな趣味づくりを楽しめる場所として存在意義を発揮しています。
恵比寿ガーデンプレイス
映画館やレストラン・カフェ、写真美術館、ビール記念館、ウェスティンホテル東京などを擁する複合施設です。なかでも恵比寿ガーデンシネマは「成熟した大人の街に集うお客様」をターゲットにしたミニシアターで、上映作品のラインナップや内装へのこだわり、ゆとりのある座席幅が特徴的。
上質な時間を過ごしたい大人に人気のスポットです。都心で文化的な刺激を受けたいシニアに最適です。
渋谷区への移住・転居に役立つ情報
実際に渋谷区に住むことを考えるなら、まずは家賃相場をおさえておきたいですよね。
渋谷区は東京都23区のなかでも人気が高く、港区、千代田区に次いで家賃相場の高い地域です。特に恵比寿駅や広尾駅周辺は高い傾向にあります。
一方で、区の北部にある幡ヶ谷駅や笹塚駅などの京王線周辺は比較的家賃相場もおさえられ、借りやすい地域です。渋谷駅よりも新宿駅へのアクセスに優れていますので、通勤・通学などのライフスタイルと合うならば、魅力的なエリアといえるでしょう。
渋谷区の平均家賃
| 渋谷区 | |
|---|---|
| 1LDK | 24.18万円 |
| 2LDK | 34.71万円 |
区独自の福祉サービスが充実
高い住居費に見合う、きめ細やかで手厚い行政サービスこそが渋谷区の大きな魅力です。渋谷区では、介護保険サービスなどに加えて区独自の福祉サービスも多数実施しています。
具体的には、住宅設備改修給付や介護予防デイサービス支援、寝具乾燥、訪問入浴介護、施設入浴介護など。介護保険などのサービスでは対応しきれない生活のニーズを補い、高齢者の暮らしを手厚くサポートしています。
また、高齢者が住み慣れた地域で自分らしく、安心して暮らしていけるよう、「お互い様」で助け合える地域を目標とし、地域で助け合う仕組みづくりにも積極的に取り組んでいます。
地域一体の子育て支援
「渋谷区子育てネウボラ」では、妊娠期・出産から産後、育児、就学まで、担当の保健師が悩みや疑問を聞き、喜びの多い子育てとなるようサポート。相談・面談のほか、妊婦検診や赤ちゃんのショートステイ費用、予防接種費用の助成なども行っています。
ネウボラとはフィンランド語で「相談の場」という意味。地方自治体が母子とその家族を支援するための拠点で、1人の保健師が継続して担当するのが特徴です。渋谷区もこうしたフィンランド流の子育て支援体制を参考に、子世帯が安心して近居できる切れ目のないサポートを実施しています。
渋谷区でおすすめのシニア向け賃貸住宅
渋谷区で賃貸住宅への居住を検討されている方には、バリアフリー設計で、緊急駆けつけサービスなどがついたシニア向け賃貸住宅をおすすめしています。
物件によっては、安否確認やコンシェルジュによる生活相談サービスなども実施し、暮らしの安全水準向上に努めています。
近年は、子ども世代による親の「呼び寄せ」や「近居」などの生活スタイルにも適応していることから、需要の高まりが予想されるシニア専用の賃貸住宅です。
| 渋谷区 | ||
|---|---|---|
| 物件名 | 所在地 | 種別 |
| ヘーベルVillage幡ヶ谷 ~Lush Peak 幡ヶ谷~ | 幡ケ谷三丁目 | シニア向け賃貸 |
| ヘーベルVillage 千駄ヶ谷 ~やすらぎの風~ |
千駄ヶ谷一丁目 | シニア向け賃貸 |
| フェニックス幡ヶ谷弐番館604 | 幡ケ谷二丁目 | シニア向け賃貸 |
- 見学・資料請求・住み替えのご相談 → お問い合わせ(無料)
- 最新のシニア向け賃貸の空室を確認する → シニア賃貸60+で空室検索
渋谷区MAP
いかがでしたか?文化、利便性、自然、全てが最上級の渋谷区の街紹介でした。
老後の住まい選びでは、街の雰囲気だけでなく、医療・交通・買い物環境なども重要なポイントになります。
他のエリアと比較しながら探したい方は、こちらの一覧ページも参考にしてみてください。
文:熊戸まこ(ライター)学習院大学法学部政治学科卒業。IT企業に3年間勤め、退職後はライターとして高齢者の介護や福祉、健康分野の記事を執筆しています。
福祉分野の専門性を高めるため、現在は介護施設で働きながら社会福祉士の国家試験に向けて養成施設で学んでいます。
・高齢者向け賃貸住宅とは?
・旭化成ホームズの高齢者向け住宅「ヘーベルVillage」その魅力とは?
・積水ハウスグループの自立型サ高住「グランドマストシリーズ」その魅力とは?

