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荒川区の街情報|活気あふれる商店街に下町人情―昭和レトロな温かみのある街

荒川区

東京都荒川区への移住・転居に役立つ街紹介

古き良き歴史情緒を残しつつ、医療や福祉、子育て支援など生活の安心を追求し、新たな街づくりにも積極的に取り組んでいる荒川区。 三世代近居・同居を支援する制度などもあり、現役世代はもちろん、安心して長く住み続けたいシニア層からも人気を集めています。

今回はそんな新旧の良さが入り混じる荒川区の魅力についてご紹介します!

【目次】
荒川区ってどんな街?
荒川区のみどころ
荒川区の転居・移住の役立つ情報
(平均家賃・福祉・生活・支援など)

 

荒川区ってどんな街?

荒川区は東京都の北東部に位置する特別区で、人口約22万4,000人、面積10.16㎢(2025年時点)。23区の中では小規模ながら、住宅地・商店街・下町文化がコンパクトにまとまった暮らしやすい街です。

かつては荒川沿いの水利を活かして工場が多く集まり、産業の街として発展してきました。現在はその工場跡地を活用した再開発が進み、マンションや公園などの整備が急速に進行中。子育て世帯や若いファミリーの流入も増えています。

一方で、都内で唯一残る路面電車「都電荒川線」、活気ある商店街、伝統工芸、お祭りなど、下町情緒が豊かに残り、「新しい暮らしやすさ」と「昔ながらの地域の温かさ」が共存するエリアとして人気です。

都心や成田空港へのアクセスも抜群

荒川区ではJR山手線や京浜東北線、常磐線(上野東京ライン)のほか、都電荒川線や日暮里・舎人ライナー、東京メトロ千代田線・日比谷線、京成本線など、さまざまな路線を利用することができます。

なかでも、南千住駅を通るつくばエクスプレスは都心へのアクセスに最適で、わずか8分程度で秋葉原駅まで出ることができます。

また、日暮里駅から利用できる成田スカイアクセスは成田・日暮里間を36分で結ぶ高速鉄道で、空の便を使う際にも便利。通勤・通学や帰省、旅行などさまざまな場面で魅力的な立地といえるでしょう。
 

荒川区のみどころ

都電荒川線とバラ

都電荒川線

昭和40年代、自動車や地下鉄網の発達に伴い姿を消していった都電。現在唯一残されている「都電荒川線」は、三ノ輪橋(荒川区)から早稲田(新宿区)までの約12kmを走り、区民の足として今なお親しまれています。

荒川区では、都電荒川線を軸としてバラによる緑化に取り組んでおり、春や秋には赤、黄、白といった色とりどりのバラが沿線に華やかに咲き誇ります。

あらかわ遊園

東京23区のなかで唯一の公営遊園地です。2022年4月にリニューアルし、ウサギやヒツジなどの動物とふれあえる広場、釣り堀、芝生の広場などがバリアフリー化され、多世代で利用しやすくなりました。

水上バス、隅田川を見下ろせる観覧車など、お孫さんと一緒に楽しめるスポットが充実しています。

荒川自然公園

多くの樹木や野草が生い茂り、昆虫や鳥などさまざまな生き物が生息する自然豊かな環境が魅力です。芝生広場や水辺広場で自然を感じながらゆったりとした時間を過ごすのも良いですし、アクティブな方は生き物を観察しながら楽しくウォーキングをするのも良いですね。

都電荒川線 荒川二丁目停留場から徒歩ですぐにアクセスでき、近所での散策にも最適です。
 

荒川区の転居・移住の役立つ情報

荒川区の平均家賃

荒川区に実際に住もうと考えた場合、まず気になるのが家賃相場。東京都23区の中ではちょうど中間あたりの価格帯ですが、山手線停車駅である日暮里駅や西日暮里駅、つくばエクスプレスが利用できる南千住駅周辺は高くなる傾向です。予算に合わない場合には、相場の高いエリアから一駅、二駅ずらしてみてみると、選択肢も広がっていくでしょう。

1LDK~2DK 17.94万円
2LDK~3DK 13.29万円

※注釈:2LDK~3DKの相場(13.29万円)が1LDKより低い数値となっています。これは荒川区内にある築年数の古い物件や、DK表記の物件が多く含まれるためと考えられ、掘り出し物を探すヒントにもなります。
 

シニア向けのサービス・支援

荒川区では、高齢者の方が住み慣れた地域で長く、安心して生活を続けられるよう、きめ細かな在宅支援に重点を置いています。

たとえば、「高齢者のみまもり」として、地域のネットワークづくりや緊急通報システム、配食見守りサービスを提供しています。

また、外出を支援する杖の支給や車椅子の貸し出し、身体状況が低下した方へのおむつ代助成や理美容サービスなど、日常生活の細かな困りごとにも対応しています。さらに、区営住宅や住み替え家賃等助成事業といった住まいに関する支援も充実しています。
    

高齢者【東京23区の福祉情報】 日本の福祉制度は全国で共通するものではなく、各自治体によって利用できるサービスに違いがあります。その違いを分かりやすくエリア別にまとめました。2021年5月21日

荒川区でシニアにおすすめの住まい

このように荒川区は、活気ある商店街や区民への手厚いサービスなど、自分たちの手で生活を切り開いていくスタイルが基盤にある土地柄といえるでしょう。

荒川区で高齢者向け施設への居住を検討されている方には、全室バリアフリー設計、緊急駆けつけサービスなどがついた高齢者向け賃貸住宅をおすすめしています。

物件によっては、安否確認やスタッフよる生活相談サービスなどを実施し、より安全な入居体制を整えています。

シニア向け賃貸

荒川区
物件名 所在地 種別
ヘーベルVillage熊野前~フィデリオ~ 東尾久八丁目 シニア向け賃貸
ヘーベルVillage三河島~Nagura Medics Bldg.~ 荒川三丁目 シニア向け賃貸
ヘーベルVillage町屋 荒川六丁目 シニア向け賃貸
ヘーベルVillage西尾久8丁目 西尾久八丁目 シニア向け賃貸

  
上記の物件・施設にご興味のある方は、お気軽に資料請求・個別見学会をお申し込みください。

荒川区MAP

いかがでしたか?都心アクセスと下町情緒、手厚い在宅福祉支援が魅力の荒川区で、地域に根差した安心感のあるセカンドライフを送りませんか。

ほかにも東京をはじめとする首都圏には、個性と魅力を持つ街がたくさんあります。

交通・商業施設・観光・福祉サービスなど、それぞれの特色を知って、ご自分に合った暮らしの場所を見つけてみませんか?

移住・転居に役立つ「首都圏の街情報」(エリア一覧)
 

文:熊戸まこ(ライター)
学習院大学法学部政治学科卒業。IT企業に3年間勤め、退職後はライターとして高齢者の介護や福祉、健康分野の記事を執筆しています。
福祉分野の専門性を高めるため、現在は介護施設で働きながら社会福祉士の国家試験に向けて養成施設で学んでいます。

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