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【薬剤師が教える】お薬手帳の使い方・薬剤師の訪問サービス|まとめ

お薬に関するお役立ち情報|まとめ

高齢になるにつれて、健康上の悩みや通院が増え、薬との付き合いは深くなっていくものですよね。

専門知識をもった医師・薬剤師が処方してくれるので基本的には安心ですが、私たち患者側も、ご自分の飲んでいる薬についてを知り、飲み忘れなどを防ぎ、正しく服用することが大切です。

今回は「お薬手帳」の正しい使い方や、在宅でも処方薬を受け取れる「薬剤師の訪問サービス」など、薬剤師による、お薬に関することについてご紹介します。
 

 

1.お薬手帳の正しい使い方

感染症

病院や薬局に行くと必ず持っているかを聞かれる「お薬手帳」。

2020年に内閣府が18歳以下を対象にした世論調査では、7割の方が「利用している」と回答しています。お薬手帳を持参すると薬代が安くなる制度によって、普及が後押しされているようです。

またお薬手帳は、一緒に使用してはいけない薬がないかを確認したり、持病の有無から処方薬が適切かを判断したりと、安全な服薬をするために欠かせない重要なものです。

ここでは薬剤師として10年の経験をもつ筆者が、お薬手帳の必要性と、使用時の注意点についてご説明します。

詳しい記事はこちらをご覧ください。
お薬手帳の正しい使い方|シニアが確認しておきたい6つのポイント
 

2.お薬手帳アプリとは?紙とアプリはどちらがおすすめ?

お薬手帳アプリ

近年、スマートフォンの普及にともない、お薬手帳もダウンロードして使用するアプリ化が進んでいます。

紙のお薬手帳と比べ、持ち歩きが便利で、紛失時のデータ再生にも優れているため、年々利用者が増えている便利な機能です。

お薬手帳アプリを使えば、薬局に行く前に薬の予約が可能になり、服用アラームをセットすることで飲み忘れ防止にもつながります。

ここでは、お薬手帳アプリの登録方法から、紙版と比較したときのメリット・デメリットについてもご説明しています。

詳しい記事はこちらをご覧ください。
お薬手帳アプリとは?紙とアプリはどちらがおすすめ?
 

3.薬剤師の訪問サービスとは?

薬剤師の訪問サービス

通院が困難で在宅で療養を行っている、通院はできても認知症や高齢者のひとり暮らしのため、正しく服薬できるか不安。そんな悩みを解決するために施行されているのが、薬剤師の訪問サービスです。

医師の指示に基づいたサービスを提供しているため、在宅でも安心して治療を継続することが出来ます。

薬剤師の訪問サービスでは服用忘れがないよう、お薬カレンダーへのセッティングや、残薬管理を受けることができます。

ここでは、サービス利用時にかかる費用や、利用申請時の流れについてご説明いたします。

詳しい記事はこちらをご覧ください。
在宅で処方薬を受け取れる「薬剤師の訪問サービス」とは?
 

お薬手帳の活用は、安全に薬を服用するために欠かせません。紙の手帳とアプリの違いを理解し、ご自分に合った方法で薬を管理すると安心です。

また、薬剤師の訪問サービスを利用すれば、在宅でも適切な服薬管理が可能になります。

お薬を正しく服用し、健康な生活を維持するために、ぜひ今回ご紹介した方法を活用してみてください。

 
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(グッドライフシニア編集部)


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