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冬の室内を暖かく!寒い家を快適に&暖房費を節約するアイデア7選

室内暖房

「冬の室内、暖房はしてるけど、なんだか寒い…」と感じていませんか?

家の中が寒いままだと、体が冷えてしまい、健康面にも悪影響を及ぼすことがあります。特にシニアの方にとっては、 ヒートショックや体調不良 の原因にもなりかねません。

そこで今回は、大掛かりなリフォームは不要!すぐに実践できて節約効果も期待できる、簡単な防寒対策のアイデア7選をご紹介します。

ちょっとした工夫で寒さ対策

室内を温かく保つためには、熱の移動を防いで、外の冷気を室内に入れず、室内の暖かい空気を外に逃がさないようにすることが大切です。

少しでも暖かく快適に過ごせる工夫をチェックしてみましょう。

窓の防寒

断熱カーテン
節約断熱アイディア

カーテンを厚手のものや断熱カーテンに替えることで、窓からの冷気を効果的に遮断します。

特に断熱カーテンは断熱性・保温性に優れているため、窓からの冷気が入るのを防いでくれます。断熱効果を高めると、結露を抑えられるというメリットも。

暖冷用クリアカーテン
100均で手に入る暖冷用クリアカーテンも暖房効率を高めるアイテムです。突っ張り棒を使って、既存のカーテンの上からS字フックなどで吊るすだけ。

張り合わせて使う場合は、透明のビニールテープを使い隙間ができないようにしてください。見た目のデザイン性は劣りますが、簡単に安く設置できます。

床の防寒

厚手カーペットやラグの活用
厚手のカーペットやラグは、足元の冷気を防ぐ基本アイテム。ふわふわ素材のものを選べば、暖かさだけでなく快適さもアップします。

アルミシートを挟んで断熱効果を強化
床用の厚手アルミシートも100均で購入可能です。断熱性能が高く、冷気を効果的に抑えます。

ジョイントマットで断熱強化
子ども部屋やリビングには、断熱性の高いジョイントマットを使うのも効果的です。クッション性があるため、防寒だけでなく足元が柔らかく、快適さが向上します。

床下に冷気が入りにくい環境づくり
床下からの冷気が特に気になる場合は、隙間テープや防寒シートで床の隙間を塞ぐのも有効です。これも100均で購入可能なアイテムで簡単に実践できます。

足元を温める

暖房器具で直接温める
ホットカーペットやコタツ、ヒーターなどを活用して、足元を効率的に温めましょう。これらは冷えやすい部位を直接暖めるため、体全体が早く暖かくなります。

冬用のあったかスリッパ
冷え性対策には、内側がボア素材やフェイクファーで作られた冬用のスリッパが最適です。足元を包み込むように暖め、冷たい床に直接触れるのを防ぎます。
電熱機能付きスリッパもおすすめで、USB接続タイプならオフィスや自宅でも手軽に使用できます。

厚手の靴下をプラス
暖かいスリッパと併用して、ウールやフリース素材の靴下を履くとさらに効果的。冷気をシャットアウトし、長時間の防寒が可能です。

湿度は高めに

室温は少なくとも18℃以上、できれば20〜22℃程度、湿度は45〜55%を保ちましょう。

エアコンの暖房で室温が上がると湿度が下がります。また、お部屋の湿度が低いと、体感温度も低くなります。そのため、暖かく感じるためには室内の湿度を少し高めの50%くらいに保つのが理想です。

特に加湿機能付きエアコンや加湿器を利用したり、洗濯物を室内に干したり、加湿ポットを置くのも簡単な方法です。

空気の循環

室内の暖気が天井付近に溜まりやすいため、サーキュレーターや扇風機を低速で回して空気を循環させましょう。これにより、室温が均一になり、足元が冷えるのを防ぎます。

足元専用ヒーターで快適さを強化
デスクワークやテレビ鑑賞時には、足元専用ヒーターを置くことで冷えを防ぎつつ、部屋全体を暖めすぎずに済みます。エコな選択肢にもなります。

ヒートショック防止

トイレや脱衣場などには、小型の暖房機器を設置して、ヒートショック防止のため暖かい部屋との寒暖差を少なくしましょう。

暖かい肌着

ウールやフリース、遠赤外線保温素材などの保温機能付きのインナーを着用する。襟や袖口がしっかりしているデザインが風を遮り、腹巻きを使用するのもおすすめ。締め付け過ぎず、着心地の良い素材を選びましょう。

暖かい機能性インナーにも種類があり、水分を吸収して発熱するタイプや太陽光を利用して暖かさを保つもの、遠赤外線で保温するものなど、それぞれの機能に違いがあります。

深い眠りにつくためのインナー選びのポイントについては、こちらの記事を参考にしてください。
冬の寒さ対策、その決め手はインナーにあり!就寝時に向く肌着とは?
 

寒い家は健康にどんな影響を与えるのか、ご存じですか?冷えによる高血圧や関節痛の悪化、さらにはヒートショックなど、見逃せないリスクが潜んでいます。詳しい影響や注意点については、こちらの記事をご覧ください
「寒い家」がもたらす健康被害とは?

 
大がかりな断熱工事をしなくても、今回ご紹介した節約対策の工夫を実践することで、冬を快適かつ安全に過ごすことができます。寒い家にお困りの方、ぜひ試してみてください!

参考:東京ガ都市生活研究所都市生活レポート『寒い住宅の健康リスクを知ろう!高齢者が安心して住める家』

(グッドライフシニア編集部 松尾まみ


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