練馬区の街情報｜緑豊かな住宅街が広がり農地面積は23区最大（東京都）

東京都練馬区への移住・転居に役立つ街紹介

今回の街情報の舞台は、東京都の西側に位置し、都心への快適なアクセスと23区最大級の豊かな緑を両立させた練馬区。医療・福祉体制の充実度も高く、終の棲家として高い人気を誇ります。

大泉学園や光が丘など、美しい街並みをほこる住宅街が都内有数の人気エリアとして知られています。

交通面や街の歴史・文化の基盤を中心に練馬区の特徴をまとめてご紹介します。

練馬区ってどんな街

東京都23区の最西端にある練馬区。中野区、杉並区、豊島区、板橋区、その他東京では武蔵野市、西東京市、埼玉県では朝霞市、和光市、新座市と隣接しています。
東京23区の中では最も新しく誕生した区で、板橋区の一部から分離するかたちで誕生しました。

練馬区の人口はおよそ75万人（令和7年8月時点）で、東京23区の中でも人口が多い区のひとつです。

世帯数は約39万8千世帯、65歳以上の高齢者は全体の約21.9％。若い世代からシニアまで幅広い年齢層が暮らしており、緑豊かな住宅地の中に地域コミュニティが根付いています。医療・福祉体制の充実度も高く、安心して長く暮らせる環境が整っています。

農地面積は342haで、23区の中では最大の面積を有しています。農作物はキャベツ・芝生・草花などがメイン。特にキャベツは都内の約40%の生産量です。練馬大根も有名ですが、実は生産量はあまり多くありません。主に漬物用に栽培されています。

日本初の30分連続テレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』が制作されたことが「日本のアニメ産業の礎」と言われる由縁であり、現在もアニメ関連企業が日本一集まるエリアでもあります。
 

アニメ・漫画の街、練馬区

先にも述べた通り、「日本のアニメ産業の礎」である練馬区には「東映動画（東映東京撮影所の一部）」が存在したことから、日本のカラー長編アニメの発祥地となっています。

『風の谷のナウシカ』や『ポケットモンスター』など、日本を代表するアニメに関わったプロダクションが数多くあり、スタジオジブリの宮崎駿監督、同じくスタジオジブリの高畑勲監督、スペインで行われるシッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門（Gertie Award）最優秀長編作品賞や文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など、数々の賞を受賞した細田守監督など、日本アニメの屋台骨を支える人物を輩出してきました。こうした文化に触れる機会は、お孫さんとの交流や新たな生きがいづくりにも繋がるでしょう。

練馬区はアニメだけでなく漫画の街としても有名です。

一ツ橋や神保町など出版社の多いエリアへの交通の便が良かったこと、また閑静な住宅街であり作業に集中しやすい環境であったことなどから、手塚治虫や石ノ森章太郎をはじめ、ちばてつやや藤子不二雄など、数々の漫画家がその拠点として暮らしてきました。

また、練馬区大泉には「女版トキワ荘」とも言われる「大泉サロン」が存在し、萩尾望都や竹宮惠子などたくさんの有名漫画家を生み出してきました。
 

練馬区の交通

鉄道は西武鉄道（池袋線・新宿線・西武有楽町線・豊島線）、東京メトロ（有楽町線・副都心線）、都営大江戸線が通っています。特に練馬駅は複数路線が利用できる交通の要衝で、池袋・新宿・渋谷方面へのアクセスに優れ、都心へのお出かけに大変便利です。

また、関越自動車道と東京外環自動車道のインターチェンジもあり、その他にも環状七・八号線や青梅街道、新青梅街道など主要な幹線道路が通っているため、お出かけには大変便利です。
 

緑豊かな練馬区の公園

光が丘公園

練馬区最大の公園です。光が丘のエリアには、戦前は特攻隊の出撃基地でもあった成増飛行場がありました。後にGHQに接収され、米軍家族住宅の「グランドハイツ」になりましたが、全面返還されて以来は新興住宅地と光が丘公園をはじめとした多数の公園を抱える地域になりました。

現在の光が丘公園は4面の野球場や8面のテニスコート、陸上競技場、ゲートボール場等を備える運動公園でもあります。デイキャンプやバーベキューを楽しむこともでき、野鳥観察のできるバードサンクチュアリも人気のスポットです。

また、毎年ゴールデンウィークには、モンゴルを紹介する日本最大のフェスティバル「ハワリンバヤル」が開催されています。
 

石神井公園

23区とは思えないほど緑豊かな園内には、石神井池、三宝寺池があり、井の頭池、善福寺池と並んで武蔵野三大湧水池として知られています。

ボート遊びや魚釣りを楽しむことができ、また三宝寺池の一部は国の天然記念物に指定された植物群落があります。
 

練馬区への移住・転居に役立つ情報

練馬区への移住・転居を考えるうえで予め知っておきたいのは、暮らしに直結する家賃の相場。人気エリアの大泉学園や光が丘周辺は、同じ練馬区内でも比較的家賃が高い傾向にあります。

とはいえ、練馬は23区の中では家賃相場が比較的低め。住居費を抑えながら、お気に入りの物件を見つけやすい地域です。

緑が多く穏やかな住環境と、生活利便性の高さを兼ね備え、シニアが安心して暮らせる街として注目されています。定年後の住み替え先や「親世代の近居」エリアとしても人気が高まっています。
 

練馬区の平均家賃

子育てサポート

出産後の育児をサポートするため、子ども1人につき8枚の「子育てスタート応援券」を発行。

また、放課後児童対策として実施小学校の施設にて「学校応援団ひろば事業」と「学童クラブ」のそれぞれの機能や特色を維持しながら、事業運営を一体的に行う「ねりっこクラブ」も行われています。

シニア向け福祉

練馬区ではシニア世代の社会参画を目的として、区内のシニアサークル等の情報を配信するメールサービスが行われています。

また、日常生活上のちょっとした困りごとを手助けする「高齢者お困りごと支援事業」、「三療サービス（はり・きゅう・マッサージ・指圧）」、「高齢者食事サービス」、自立支援用具（入浴補助用具や杖など）の給付など様々な支援も充実しています。特に、自宅での生活支援や健康維持に関するサポートが手厚く、終の棲家として安心できる体制が整っています。

【東京23区の福祉情報】　日本の福祉制度は全国で共通するものではなく、各自治体によって利用できるサービスに違いがあります。その違いを分かりやすくエリア別にまとめました。2021年5月21日

練馬区でシニアにおすすめの住まい

練馬区で高齢者向け住宅への居住を検討されている方には、バリアフリー設計で、緊急駆けつけサービスなどがついた高齢者向けの賃貸住宅をおすすめしています。

物件によっては、安否確認やコンシェルジュによる生活相談サービスなども実施し、暮らしの安全水準向上に努めています。

近年は、子ども世代による親の「呼び寄せ」や「近居」などの生活スタイルにも適応していることから、需要の高まりが予想される高齢者専用の賃貸住宅です。
 

施設情報

 
上記の物件・施設にご興味のある方は、お気軽に資料請求・個別見学会をお申し込みください。

練馬区MAP

いかがでしたか？都心へのアクセスと豊かな自然、手厚い福祉サポートを兼ね備えた練馬区の街紹介でした。

ほかにも東京をはじめとする首都圏には、個性と魅力を持つ街がたくさんあります。

交通・商業施設・観光・福祉サービスなど、それぞれの特色を知って、ご自分に合った暮らしの場所を見つけてみませんか？

⇒移住・転居に役立つ「首都圏の街情報」（エリア一覧）

（グッドライフシニア　編集部）

お掃除のことなら安心・丁寧・確かな技術の「お掃除プロ」にお任せ！
エアコンお掃除⇒1台9,800円（税込み11,760円）～／平日5％引き／2台目から500円引き。
除菌防カビコーティング無料サービス中
■詳細・料金・キャンペーン情報はこちら
※お宅に伺う作業スタッフはコロナ予防対策を徹底しております。

タグ: 街情報, 練馬区, シニア向け街紹介