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【書籍】いつまでも仲良くいられる親子をめざそう『歳をとった親とうまく話せる言いかえノート』

歳をとった親とうまく話せる言いかえノート

ダイヤモンド社から8月28日に発売の書籍『歳をとった親とうまく話せる言いかえノート』 (萩原礼紀 著)のご紹介です。

「いつも親とケンカになってしまう」といった悩みを持つ人におすすめの1冊です。

多くの人が親とのコミュニケーションに悩んでいる

親は、生涯にわたって深い関係を築く存在です。しかし多くの人が親とのコミュニケーションに悩んでいます。話しているうちにケンカになってしまう。親としゃべるとストレスが貯まる、そうした悩みを持つ人はあなただけではないのです。何より著者自身も親との関係でしくじった経験があるそうです。

今すぐ変えられるフレーズはたくさんある

親との会話には、さまざまな要素が含まれます。日常生活はもちろん、家のことや、介護のことなど無数にあります。お金のことや終活やお墓のことなどはセンシティブな話題ですからどうやって伝えればよいのかわかりにくいものです。本書ではそうしたシチュエーションごとの会話のパターンが数多く紹介されています。さらに「非言語コミュニケーション」の重要さ、感情に走らず「看取者」になる、といったポイントも紹介されています。この会話のパターンと、ポイントを組み合わせることで、さまざまな応用が可能となります。

「よい」言葉と「わるい」言葉とは?

会話とは何気ない言葉の連続です。言い方ひとつでうまくいくこともあれば、関係が悪くなってしまうこともあります。本書ではイラスト付きで、さまざまな用例が紹介されています。いくつかの例を見てゆきましょう。
  
・外出の準備をしている時
☓「早く準備してよ。みんな待っているんだから」
○「大丈夫。いつまでも待っているからね!」

○の言葉をかけることで自発的に「急ごう」という気持ちに変化してゆく。
  
・洗濯物の取り込みなど親が勝手に動いてしまったら
☓「余計なことをしないでよ」
○「ありがとう! ただ、○○してくれるともっと助かるな」

○不満があってもまずは相手の善意を受け取る言葉を。次に要望を伝える。
  
日常生活のコミュニケーションの中で必ず当てはまるものはあるでしょう。さらに、巻末には逆引きも可能な会話パターン25選も収録されていますので、あらゆるシチュエーションに対応可能です。
  
著者紹介
萩原礼紀(はぎわられいき)さんは訪問看護やリハビリサービスを提供する株式会社ゴルディロックス代表を務める人物です。もともと大学病院のリハビリテーション科で13年ほど入院患者さんに向き合ってきました。工学博士の称号も取得しており、さまざまな企業とコンソーシアムを組んでリハビリ機器の開発や研究に取り組んでいる他、専門医に相当する専門理学療法士(基礎・運動器)の資格も保有しています。多くの高齢者の方々と向き合う実践の中で身につけた、すぐに使える実用的なコミュニケーション術が満載の本です。

書籍情報
『歳をとった親とうまく話せる言いかえノート』
著者:の萩原礼紀
発売日:2024年8月28日発売)
定価:¥1650(税込)
Amazonページ短縮URL: http://tskj.jp/j8ec

(グッドライフシニア編集部)


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