立川市の街情報｜東京西部の新都心として注目を浴びる立川市

東京都立川市への移住・転居に役立つ街紹介

東京都内では西部に位置し、業務核都市として、またベッドタウンとして発展を続けている立川市。
大型の商業施設が集中しており、暮らしやすい街と言えるでしょう。

今回はそんな立川市について紹介いたします。

立川市ってどんな街？

東京都の西に位置する立川市。東京圏の超過密問題を解決するための業務核都市に指定され、商業、防災、文化など幅広い分野で機能する拠点として整備が進んでいます。

市内の人口は、約18万6千人、約9万7千世帯が暮らしています。65歳以上人口の割合は24.7％となっていて、住民の約4人に1人がシニア世代です。同世代が多く暮らしているため、シニア向けのサービスや地域コミュニティが非常に充実しているのが特徴です。（2025年1月時点）

近年は新街区「GREEN SPRINGS（グリーンスプリングス）」が誕生するなど、駅周辺の再開発により、高い利便性と豊かな自然が共存する「東京西部の新都心」として、若い世代だけでなくシニア世代からも注目されています。
 

立川市の人気スポット

かつて「米軍基地の街」だった立川は、1977年の基地返還を経て、広大な緑地と先進的な商業施設が融合する街へと生まれ変わりました。

国営昭和記念公園

東京ドーム約40個分（約180ヘクタール）の広さを誇る、日本を代表する国営公園です。園内を巡る「パークトレイン」を利用すれば、足腰に不安のある方も無理なく広大な自然を満喫できます。

四季ごとにさまざまな見どころが満載で、春はソメイヨシノを中心とした約30品種の桜が有名。「桜の園」には樹齢40年から50年の大木も多く、約1500本もの桜が花見客を喜ばせてくれます。

秋に黄金色に輝く「かたらいのイチョウ並木」は、都内屈指の紅葉スポットとして親しまれています。

また、国内初の国営盆栽展示施設があり、丹精込めて手入れされた名品を鑑賞できるため、シニア世代にとても人気のスポットです。

商業施設

GREEN SPRINGS

「空と海と風の広場」を中心に、心身を癒やす「ウェルビーイング」をテーマにした施設です。段々階段の滝（カスケード）など、散策するだけで心地よい空間です。

三井ショッピングパークららぽーと立川立飛

多摩モノレール「立飛駅」直結。平坦な通路が多く、車椅子や歩行器を利用される方でも買い物がしやすい設計です。

百貨店・大型店

伊勢丹立川店、グランデュオ立川、ルミネ立川、エキュート立川などが揃います。

寺・神社

新しいものだけではなく、歴史ある寺・神社も多い立川市。
市内でもっとも古い、西暦1353年に建てられた臨済宗の寺「普済寺」には、立川氏館跡、国宝「六面石幢」などの文化財が多く保存されています。

また、西暦811年に建てられた市内で最も古い神社が、パワースポットとして知られる「諏訪神社」。「立川のお諏訪さま」として親しまれ、例大祭の獅子舞は市の無形民俗文化財に指定されています。
 

立川市の交通事情

立川駅は南北自由通路が広く、エレベーター・エスカレーターも完備されているため、乗り換えのストレスが少ないのが魅力です。

JR中央線・青梅線・南武線が乗り入れる交通の要所でもあり、中央線特快を利用すれば、新宿駅まで約25分、東京駅まで約40分と都心へのアクセスも極めて良好です。

さらに、多摩地域を南北に結ぶ「多摩都市モノレール」や、充実したバス網が移動を支えます。

コミュニティバス「くるりんバス」は市内の公共施設や医療機関を細かく結んでおり、シニアの日常の足として定着しています。

立川市の移住・転居に役立つ情報

立川市の家賃相場

立川市への移住・転居を考えるうえでまず知っておきたいのは、暮らしに直結する家賃の相場。

立川駅周辺は百貨店やショッピングモール、IKEAなどが集合しているため、平均家賃は高く設定されています。一方で市内北部の武蔵砂川エリアはぐっと家賃を抑えられます。

利便性の高さと落ち着いた住環境、どちらを重視するかを基準に選ぶのがおすすめです。

立川市の平均家賃

立川市の福祉サービス

立川市は「健康寿命延伸」に力を入れており、シニア世代が交流できる場が豊富です。

グループ旅行高齢者支援事業

立川市在住の65歳以上を対象に、2名以上のグループでの国内旅行費用を助成する制度です。市契約の旅行代理店での申し込みが条件で、年度内1回、日帰り1,000円または宿泊2,500円が助成されます。ご夫婦やご家族でも利用できるのが良いですね。

シルバー大学

シニアの生きがい作りを目的とした生涯学習講座です。英会話、歴史探訪、園芸、水彩画、ストレッチや合唱など、教養からスポーツまで多彩な25講座を開設。初心者歓迎で、新しい仲間作りや健康維持を楽しみながら学べます。

高齢者等位置情報確認サービス事業

ひとり歩き行動の兆候がある認知症高齢者を介護する家族に対し、位置情報検索端末の貸出と利用料を助成しています。

早期発見に加え、個人賠償責任保険や健康・メンタル相談サービスも付帯。対象は市内に同居・隣住する家族等で、端末専用靴の購入オプションもあります。

さらに、医療体制が整っている点も見逃せません。災害拠点病院でもある「国立病院機構災害医療センター」や「立川相互病院」など、大型の総合病院が充実しており、健康に不安を抱えるシニア世代にとって大きな安心材料となっています。

その他にも、補聴器購入費助成や買物や調理、食事の支度が困難なシニア世帯への配食など、きめ細やかなサービスが充実しています。

立川市でシニアにおすすめの住まい

立川市でシニア向け住宅への居住を検討されている方には、バリアフリー設計で、緊急駆けつけサービスなどがついた賃貸住宅をおすすめしています。

物件によっては、安否確認やコンシェルジュによる生活相談サービスなども実施し、暮らしの安全水準向上に努めています。

近年は、子ども世代による親の「呼び寄せ」や「近居」などの生活スタイルにも適応していることから、需要の高まりが予想されるシニア専用の賃貸住宅です。

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立川市MAP

いかがでしたか？

老後の住まい選びでは、街の雰囲気だけでなく、医療・交通・買い物環境なども重要なポイントになります。

他のエリアと比較しながら探したい方は、こちらの一覧ページも参考にしてみてください。

⇒ 「シニアの住み替えに役立つ首都圏の街情報」一覧を見る

（グッドライフシニア編集部）

【こんな街に住んでみたい！】　23区を中心に東京・神奈川・千葉・埼玉の街情報一覧ページ。観光名所やアクセス、家賃相場、福祉情報などをご紹介。移住や移転にお役立てください。2021年5月21日

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